[5.23 ベルギー・リーグPO2第10節 ルーベン 0-2 ゲンク]

 ゲンクは23日、ベルギー・リーグプレーオフ2第10節のルーベン戦を2-0で制した。前節終了時点で首位のスタンダール・リエージュが敗れたことで首位に浮上し、5月31日に行われるPO1・5位のチームとのUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)予選出場決定戦進出が決まった。FW伊東純也とFW横山歩夢は揃って先発出場し、1ゴールずつを記録。ルーベンはDF大南拓磨とMF明本考浩がフル出場した。

 ゲンクはなかなかシュートシーンを作れない立ち上がりになった。それでも前半16分、MFブライアン・ヘイネンのインターセプトから攻撃を始めるとDFヤイマール・メディナが左からグラウンダークロス。伊東がニアでゴールを背にしてトラップすると、反転しながらゴール右に流し込んで先制に成功した。伊東にとっては3試合ぶりとなる今季リーグ戦6点目になった。

 前半32分には伊東が左サイド深くのスペースに浮き球を送って横山を走らせる。追いついた横山がマイナス方向へ折り返した先には伊東。ただ、ややトラップが大きくなって放った伊東のシュートは相手にブロックされた。

 攻め込むゲンクは前半33分、伊東が中盤で相手に押さえられながらもMFダーン・ヘイマンスに繋ぎ、ヘイマンスは前線へ走り込むDFザカリア・エル・ワアディに渡す。エル・ワアディが右サイドを縦に進んで折り返すと、ファーサイドの横山が右足ダイレクトでゴール右に突き刺して2-0とした。昨年2月に加入した横山はトップチーム8試合目の出場でベルギー1部初ゴールになった。

 続く前半37分には横山がスルーパスを引き出してペナルティエリア左に侵入してコントロールシュート。これはGKトビ・レイセンに阻まれた。同44分には伊東とのワンツーで抜け出したメディナがペナルティエリア内からシュートを放つもクロスバーに嫌われ、2-0のまま前半を終了した。

 後半17分、ルーズボールに反応した伊東がMFマチュー・マールテンスと高い強度で接触。右太もも付近を押さえながら苦悶の表情を浮かべて倒れ込み心配されたものの、すぐにピッチに復帰した。打撲とみられる形で気にする様子を見せつつ、同27分の交代までプレーした。

 後半はルーベンがチャンスを多く作ったものの、GKルッカ・ブルフマンスの好セーブなどでゲンクが完封。横山は初のフル出場でPO2首位通過に貢献した。

 もっともECL予選出場決定戦は今月31日の開催を予定しているが、国際サッカー連盟(FIFA)が「2026年5月24日のクラブ公式戦最終戦終了後に選手の招集義務が発生し、2026年5月25日から招集義務と準備期間が開始される」と定めるワールドカップ大会規定により、伊東は出場せず日本代表に合流する可能性がある。なお、UEFAチャンピオンズリーグやUEFAカンファレンスリーグの決勝については「2026年5月30日までに開催される各大陸連盟のクラブ大会の決勝戦および同大会のグループステージ最終戦に出場する選手はFIFAの承認を条件にこの規定の適用除外となる」とする例外規定で対象外になる。