【自他ともに認める“パリピの陽キャ”】元#2i2・奥ゆいを救ったグラビアの力「私のコンプレックスを魅力に変えてくれた」
5年間にわたる#2i2(ニーニ)でのアイドル活動を終え、ソロアーティストとして走りはじめた奥ゆい。自他ともに認める"パリピの陽キャ"はグラビアムック『PARADE2026春号』の撮影現場でも顔を見せ、午前中の雨模様も午後には吹き飛ばした。「やり切った」と断言するアイドル活動から、次はどこへ向かうのか。グラビア撮影後、明るく元気に答えてくれた。
【写真】元#2i2・奥ゆい 「新しい自分に出会えた」という撮り下ろしショット
──所属されていたアイドルグループ・#2i2が昨年12月に解散し、そこから少し時間が経ちました。まずは近況から聞かせてもらえますか?
今はもう落ち着いていて、自分の進むべき道をいろいろと模索している段階です。マネージャーさんからも「こういうことに挑戦してみない?」といった提案をたくさんいただいていて。また、3月にファースト写真集が発売になり、今後さらに多くの人に私の活動を見てもらえるように頑張りたいと思っているところです。
──#2i2時代はライブが目白押しだったぶん、今は自由に使える時間が大幅に増えたのでは?
そうですね。#2i2での5年間は忙しい毎日だったので、今はかなりゆったりしています。そのおかげか、最近は表情も柔らかくなったみたいで。最近メンバーと会ったときに「奥ゆい、解散してから顔が柔らかくなったね」と言われました。確かにアイドル時代は本当に忙しかったですし、責任感やプレッシャーも常に感じていました。でもアイドルをやり切って、重圧から解放されて、今とてもいい状態だと感じています。
──では、今回の『PARADE』での撮影の感想を聞かせてください。
今回はもう、とにかくすべてがかわいすぎました! 水着の撮影自体はデビュー当時から何度も経験させていただいているので慣れてはいるのですが、今回はお花をテーマにしていたり、いろいろな小物が用意されていたりとアートな雰囲気もあって、新鮮な気持ちで楽しめました。撮影の合間にカメラマンさんが見せてくださった写真を見て、「私ってこんな表情もできるんだ!」という驚きとうれしさもありました。新しい自分に出会えたような感覚ですね。
──奥さんとしても大満足の仕上がりだと。
もちろんです。男性の読者の方はもちろん、女性の方にも「かわいいな、きれいだな」と感じていただけるような写真になっています。
──中でも特にお気に入りの衣装やシーンは?
特に印象深いのは緑のランジェリーです。私、緑色は大好きなんですけど、お仕事で着る機会はほとんどありませんでした。しかもその上に羽織ったカーディガンもすごくかわいくて。ナチュラルな雰囲気の中に、アイドルを卒業して「少し大人になった私」が表れているんじゃないかなと思います。落ち着いた印象でお気に入りです。
──着る衣装の色によって、気持ちにも変化があるものですか?
はい。以前の私は金髪だったこともあって、ギャル系の派手な蛍光色や、メンバーカラーの黄色を着ることが多かったんです。でも今は黒髪で見た目も落ち着いていますし、今回のような深みのある緑色の衣装を着てみて、「こういう落ち着いた色も似合うようになったのかな」と思えたのがうれしかったです。
──確かに、#2i2時代の奥さんは金髪のイメージが強かったですね。そして5年のアイドル活動を経て、外見も内面も変化したはず。
5年前の私は、本当にどこにでもいる普通の大学生でした。言い方は悪いけれど、#2i2は"ノリ"で入ったようなものだったし、最初は「まぁ2年頑張ればいいかな」程度で。でもそれがいつの間にか「楽しいからもっとやりたい」と本気になり、責任感も芽生えて、仕事として真摯に向き合うようになりました。そこが5年間で一番成長したなと感じる部分ですね。グループは団体行動なので、社会人としての協調性なども学びました。
──「2年頑張ればいいかな」が5年間走り切り、アイドルはやり切ったという感覚でしょうか。
そうですね。特に最後の1年は悔いが残らないようあらゆることに挑戦して、全力で駆け抜けました。バンドセットでのライブなど目標も叶えられたので、達成感があります。今振り返れば、素敵なメンバーの中に何の実績もない私をポンと入れてもらって、本当に恵まれた環境で活動させてもらいました。感謝の気持ちしかありません。
「このお尻を育てていきたい」
──改めてグラビアの話に戻りますが、奥さんはグラビアというお仕事のどういった部分に面白さを感じていますか?
自分の成長を実感できるところです。昔は、自分のイメージと実際の写真写りにギャップがあって悩むこともありました。それが今では「この撮影ではどんな表情が求められているのか」とか「こう動けばこう写るんだ」といったことがだんだんと分かるようになってきて、グラビアがどんどん楽しくなってきています。それに、かわいい衣装やコスプレなど、いろいろな姿になれるのもうれしくて。もっともっといろんな撮影をしてみたいですね。
──ファンからの反響も励みになるはず。
すごく励みになります。金髪時代の活発なイメージから今の落ち着いた雰囲気まで、ファンの方も私の変化を見守ってくださっています。最近は「どんどん大人っぽくなるね」と褒めていただくことも多くてうれしいです。あと、私はよく「お尻がいい」と言われるので、このお尻をこれからも育てていきたいです(笑)。
──自分でもお尻はチャームポイントですか?
グラビアを始める前はお尻が大きいことがコンプレックスでした。スキニーパンツをスタイリッシュに穿きこなせなくて、「もっと痩せなきゃ」と思っていました。でもこのお仕事を始めてからは、お尻が大きいのもきれいに写るし、くびれが強調されることにも気づきました。今では大好きなパーツの一つです。グラビアが、私のコンプレックスを魅力に変えてくれたんです。なので、これからもたくさんグラビアのお仕事に呼んでいただけるように頑張ります!
──では、グラビア以外で今後やってみたいお仕事や挑戦したいジャンルはありますか?
私は"陽キャ"で、楽しいことが大好き。ライブでお客さんを煽ってフロアを盛り上げるのが快感だったので、今後アイドルという形ではなくても、DJ活動などを通して皆さんと一緒に楽しめる空間をまた作りたいです。あと、これはまだほとんど言っていないのですが、ラジオをやってみたいという気持ちがあります。アイドル時代5年間ずっとSHOWROOM配信でしゃべっていて、それも楽しかったんですよね。
──"陽キャ"な奥さんなら、明るくて楽しいラジオ番組になりそうです。
#2i2で活動を始めた当初、"陽キャ"はアイドルファンの方に受け入れてもらえないんじゃないかと思って、この性格を封印するつもりでした。でも結局"パリピの陽キャ"は隠しきれなくて(笑)。最後はありのままの私をファンの皆さんが温かく受け入れてくださいました。
──ありのままの自分を受け入れてもらって愛してもらえるのは、一番の幸せですよね。
本当にそう思います。年月を重ねるにつれてお仕事への意欲が増しているので、これからも明るさと元気を強みにして活動していきたいです。
【プロフィール】
奥ゆい(おく・ゆい)/1999年5月15日生まれ、奈良県出身。身長158cm。2020年結成のアイドルグループ「#2i2(ニーニ)」の黄色担当としてデビューし、2025年12月にグループは解散。特技はドラム、DJ、エレクトーン。ファースト写真集『ゆいゆい』が発売中。
公式X:@okuyui515
公式Instagram:@yui_oku
撮影/佐藤佑一
取材・文/左藤 豊
PARADEデジタルフォトブック『奥ゆい みんなの奧さん、陽気に咲きました』が各電子書店で発売中
