小野田紀美氏の公式Xより

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小野田紀美経済安保担当大臣が19日、閣議後に会見を開催。質疑応答中にフリージャーナリストが「永住許可」を「永住権」と発言したことを受けて、厳しく指摘する場面がみられた。

会見では、質疑応答で指名されたフリージャーナリストが「永住権に関してですが」と切り出し、一定条件で永住許可申請に要する在留期間が短縮される制度「日本版高度外国人材グリーンカード」について触れた。すると、2013年時の故・安倍晋三首相による「もはや国境や国籍にこだわる時代は過ぎ去りました」という米・ニューヨークでの発言を引用し、会見場で当時の音声データを流し始めたのだ。会見場は物々しい雰囲気となり、小野田大臣は遮る形で「すいません、端的にお願いします。そんなもの、存じ上げておりますので」といら立ちを見せた。

さらに記者は、2017年の安倍首相による高度人材への永住許可簡素化に言及し、「ゲーム・アニメの仕事をするのが1番近道と、大量の中国人が美大や芸大経由で永住権の取得の現実化」「アニメ・マンガ業界を悪用した移民目的の中国人が増えている現状」について、小野田大臣に外国人対策およびクールジャパン担当大臣としての見解を求めた。

「言葉に気を付けていただきたくて」と指摘

これらの質疑に対して小野田大臣は、「まず初めに申し上げておかなくてはいけないのは、言葉に気をつけていただきたくて」と眉をひそめ、「我が国は『永住権』ではありません。永住は権利ではないんです。『永住許可』です。要件を満たした上の許可なので、永住権と言われると権利であるかのように誤解をされますので、我が国では永住許可であるということは気をつけて発言をしていただきたい」と指摘した。

だが、ものともしない記者は「このポイント制度も、5年が3年に緩和されたり、緩めて、それで中国人が増えています。そういうところの改正はないでしょうか?」と重ねて質問。すると、小野田大臣は「ポイントも含め、全ての在留許可について今適正化をやっているところでございますので、ライフハック(抜け道)のようなことはさせないというのは当然です」と断固として回答。

小野田大臣は、昨年12月の会見でも旧統一教会に関する質問をした記者に「ちょっと何を言ってるかわからないですが」と言い放ち、今年3月にも東京・南鳥島沖のレアアース採掘に関して挑発的な質問をした記者と「ございません」を6度も繰り返して撃退するなど、端麗な容姿とは裏腹に実にパワフルである。今後の政界に重宝される人材であることは間違いないようだ。