福岡市のリサイクル店「あさひ屋」が前身 トライアルHD、西友買収【経済トレンド】

低価格スーパー「トライアル」で知られる九州が地盤の小売大手。昨年、スーパー大手「西友」を買収、関心を集めた。1974年に福岡市で開いたリサイクル店「あさひ屋」が前身だ。1984年に社名をトライアルカンパニーに変更。小売店向けの販売時点情報管理(POS)システム開発などを手がけた。(共同通信=増井杏菜記者)
1992年、福岡県内で「トライアル」の1号店を開業。その後、米国の「ウォルマート」に代表される食品と低価格スーパーを一体化させたスーパーセンター業態に着目。1996年に北九州市で、この業態の大型店を開いた。
高度経済成長期に栄えた総合スーパーは、バブル崩壊後に閉店が増えた。この撤退後の物件への居抜き出店を加速。全国へ店舗を急拡大させた。
2009年に北海道の食品スーパー「カウボーイ」を完全子会社化。2015年に持ち株会社制に移行した。出店を強化する24時間営業の小型店「トライアルGO」や西友などを含めて、現在は全国で計約615店舗を展開。ITを活用した流通で、良いものをより安く届けることを目指す。




