一瞬で15メートル上空へ…暴風に巻き込まれたインドの男性が奇跡的に生還
インド北部を襲った暴風の中で、男性が強風に巻き込まれて上空約15メートルの高さまで浮き上がった後に落下する事故に遭ったが、奇跡的に一命を取り留めた。
15日(現地時間)、NDTVやタイムズ・オブ・インディアなどによると、最近ウッタル・プラデーシュ州バレーリー地域で強風による事故が発生した。
◇鉄製の構造物につかまり耐えるも空中へ
事故に遭った男性は当時、他の作業員とともに臨時の鉄製仮設建物にしがみついた状態で、暴風に耐えていた。
現場では強風によって鉄製の屋根が引きはがされて上空へ吹き飛ばされ、男性も構造物とともに一瞬にして空中へ浮き上がった。男性はロープをつかんで耐えようとしたが、激しい突風でロープが切れ、そのまま上空へと吹き飛ばされた。
現地メディアは、男性が約50フィート(約15メートル)の高さまで浮き上がったと伝えた。
まるで体操選手のように空中を横切った男性は近くの茂みに落下し、住民たちはすぐに茂みを捜索して救助作業に乗り出した。
◇頭や手足に大けがも命に別条なし
男性は事故直後に病院に搬送された。男性は頭を負傷し、両手と足の骨折など重傷を負ったが、命に別条はないという。
男性は現地メディアとのインタビューで「少なくとも15メートルは吹き飛ばされたようだ」とし、「気がつくと地面で、正確にどこに落ちたのかさえ分からなかった」と語った。
◇北インドを襲った記録的な暴風雨
現在、インド北部地域は雷雨を伴う記録的な暴風雨で大きな被害を受けている。
約2億4000万人が居住するウッタル・プラデーシュ州では、強風と豪雨によって大規模な人的被害が相次いでいる状況だ。
現地当局によると、今回の暴風により州全域で少なくとも89人から100人以上が死亡し、数十人が負傷した。また、住宅87棟が破損し、家畜114頭が斃死(へいし)したと集計された。
ソーシャルメディアには、強風で道路の露店がひっくり返り、木が根こそぎ倒れると、住民たちが悲鳴を上げながら避難する動画も相次いで投稿されている。
