活気あふれる都市の顔と、どこか懐かしさを感じさせる風景が共存する福岡県。博多のにぎやかな街並みや中洲の夜景、潮風が心地よい海辺の景色など、多彩な表情を持つこの土地は、多くの人の記憶や物語を育んできました。そんな福岡は、音楽の中でも“舞台”としてたびたび登場し、恋や別れ、再会や旅立ちといったさまざまなドラマを映し出しています。地元ならではのリアルな空気感を描いた曲もあれば、遠くから見つめた憧れの場所として歌われることもあり、その視点はアーティストごとに異なります。同じ福岡を描いていても、切り取られる瞬間によってまったく違う景色が広がるのも魅力です。今回は、福岡県を舞台にした楽曲の中から5曲を紹介します。音楽とともに、その場所に流れる時間や空気を感じてみてください。

●5lack × Olive Oil 「愛しの福岡」

●小山田壮兵「夕暮れの百道浜」

●アンジュルム「糸島Distance」

●クボタカイ「博多駅は雨」

●椎名林檎「正しい街」


(written by 山崎健治)