「日経平均5万円なんて大したことない」資産20億円、89歳現役トレーダーが見据える“2026年相場の先”
◆’26年相場をどう見る?
投資歴71年、“日本のバフェット”と称される人物は’26年相場をどう見ているのか?
「’25年はまあまあだったね。日経平均5万円なんて大したことない。1980年代バブルに比べたらな。相場のことは相場に聞くしかないけど、この流れは続くんじゃない?」
◆「お国の事情に振り回されたらダメ」
「勉強し続けることが一番大事。株のことは“友達”だと思わんと。1回会っただけじゃ、友達になれんでしょ? 何度も調べて、何千回と取引して初めて、その銘柄のことが見えてくる。’25年は“高市相場”なんて騒がれたけど、そんなお国の事情に振り回されたらダメ。
投資の王道は、増収増益を続ける将来性のある株を安く買うことなんだから。最近だと自社株買いを行うなど株主還元に積極的な銘柄は、なおいい。ネットもなかった時代に比べたら今は簡単に情報収集できるのに、勉強を疎かにしている人が多すぎる」
◆長期保有するならどの銘柄?
藤本さんは長期保有する銘柄を「古漬」、頻繁に売買する銘柄を「浅漬」と表現する。
「古漬にするなら、半導体向けシリコンウエハーに強い信越化学(東P・4063)や、半導体の中古製造装置の販売・修理を行うTMH(東G・280A)、車載システムや業務システム開発に強い東海ソフト(東S・4430)は面白い。まだまだ安いしね」
歯抜けの笑みを浮かべる日本のバフェットに学ぶべし!
【個人投資家 藤本 茂さん】
19歳で株を始め、1986年に専業投資家に。投資歴71年で資産は20億円超に。近著に『89歳、現役トレーダー大富豪シゲルさんの教え』
※週刊SPA!12月30日・1月6日合併号より
取材・文/週刊SPA!編集部
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