【W不倫の地獄…】「2つの家庭が崩壊」 W不倫の代償は大きすぎた!シタ妻が自分の家庭だけは守ろうとする身勝手さに激怒【著者インタビュー】

【漫画】本編を読む
土日はお家でまったり漫画三昧!2025年上半期によく読まれたバズ漫画を紹介する。
mamagirlにて2024年11月に公開され、ネットで話題を呼んだ漫画『仲良しママ友の最悪な裏切りが発覚!』。本作は、夫と保育園で仲良くしていたママ友の不倫関係が発覚し、妻がショックを受けるという実話ベースのストーリーである。慰謝料の請求はなかったものの、不倫相手の家族が引っ越しを余儀なくされる泥沼の展開を描いている。
■ハッピーエンドのない「道を踏み外した先」



本作を描こうと思ったきっかけについて、梅田さんは知人から聞いたエピソードが基になっていると明かした。その話は、夫の不倫相手が同じ園に通うママ友だったという衝撃的なものだ。今回のエピソードは、最初こそ夫とママ友が不倫関係で盛り上がるが、最終的には2つの家庭が崩壊している。梅田さんは、「道を踏み外した先にハッピーエンドはない」というメッセージを伝えるために本作を制作したという。
作画担当の瀬戸うなぎさんは、いつも主人公の心情が読者にわかりやすく伝わるように意識して描いている。特に今回のお話では、不倫された妻が主人公であり、日常から不倫の疑い、確信、発覚、ショック、怒り、心の整理と、ストーリーと心情が目まぐるしく変化していたため、限られたページの中で読みやすくまとめる工夫をした。
瀬戸さんは、ママ友と夫の不倫が発覚したシーンを描く際、「主人公に感情移入しながら描くので、『堂々と自宅で不倫しやがって夫もママ友もムカつくな〜!』と思いながら描きました(笑)」と、当時の心境を語った。エンタメとして読者にも同じように感じて楽しんでもらいたいとのことだ。
■都合のよすぎる自己保身
夫の不倫相手が主人公に事実を知られたくなかった点について、梅田さんの意見を聞いたところ、作中で主人公が発する「人の家庭は壊しておいて、自分は言いたくないって!?そんなの許されるわけないでしょ!」というセリフに尽きると述べた。他人の家庭はどうなってもよいが自分の家庭は壊したくないというのは、あまりに都合がよすぎる。梅田さんは、不倫相手には人を裏切ることの罪の重さを実感し、深く反省してほしいと個人的に思うと語った。
瀬戸うなぎさんは、今後もmamagirlさんからもらうストーリーは自身を含め、ママ世代が共感できる内容が多いため、いつも楽しく描かせてもらっているという。毎回イラっとするキャラやトラブルメイカーが登場するが、シリアスになり過ぎず、読者がクスッと笑えたり、スカッとするようなおもしろい作品を作っていきたいと意気込みを語った。
mamagirlでは女性が共感できるような作品が数多く投稿されているので、興味があればこの機会にぜひ一度読んでみてほしい。
取材協力:mamagirl編集部・梅田/瀬戸うなぎ
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