AFX通信によると、米航空2位のユナイテッド航空は5日、吹雪でシカゴとデンバーの2大拠点を発着する便が事実上の運航停止に追い込まれていることを理由に、第4四半期決算で「少量の」営業損失を計上すると発表した。売上高も4000万ドル減少する見通し。

  同航空は悪天候により、主要空港2カ所で合計約4000便の運航を中止。この結果12月の有償旅客マイル数(RPMs)は前年同月と比べて0.8%、座席数も同0.3%それぞれ減少した。ユナイテッド航空の第4四半期決算の市場予想は、最終利益が1株当たり22セント、売上高は48億3000万ドルとなっている。

  この発表は5日の大引け後に行われ、同航空の親会社であるUALの株価は前日比1.69%安の46.55ドルで引けている。【了】