食卓で人気の定番メニュー「バンバンジー」。香ばしいゴマダレと、しっとりゆで鶏の組み合わせが絶妙で、さっぱりとしながらも食べ応えがあります。


今回は、本格派から時短派まで満足できるレシピを、詳しい作り方とともにお届け。記事後半では、「いつもの味にひと工夫したい!」という方にぴったりのアレンジレシピも厳選しました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

【本格派も大満足】バンバンジー
ゴマダレまで手作りする本格派のバンバンジーです。鶏モモ肉を使用することで、コク豊かなしっとりとした仕上がりになります。鶏モモ肉は、ゆで汁につけたまま粗熱を取りましょう。ゆっくりと温度が下がるため、肉のジューシーさを保つことができますよ。

バンバンジー


【材料】(2人分)

鶏もも肉 1枚
  塩 小さじ 1/2
白ネギ(緑の部分) 1/2本
ショウガ(薄切り) 1片分
キュウリ 1本
<ゴマダレ>
  練り白ゴマ 大さじ 3
  ショウガ(すりおろし) 小さじ 1/2
  砂糖 大さじ 1
  しょうゆ 大さじ 2
  酢 小さじ 1
  マヨネーズ 小さじ 1
白髪ネギ 5cm分

【下準備】

1、鶏もも肉は塩をもみ込み、10分置く。キュウリは長さ5cmのせん切りにする。<ゴマダレ>の材料を混ぜ合わせる。



【作り方】

1、鍋に鶏もも肉、白ネギ、ショウガとひたひたにかぶる位の水を入れて強火にかける。



2、煮たったら中火にし、アクを取りながら15分程ゆで、ゆで汁につけたまま粗熱を取る。

調理時間に粗熱を取る時間は含みません。



3、器にキュウリ、幅1cm位に切った鶏もも肉を盛り合わせる。<ゴマダレ>をかけ、白髪ネギをのせる。

白髪ネギの作り方:白ネギは縦に切り込みを入れて1枚に開く。縦細切りにして水に放ち、軽くもみ洗いして水気を絞る。





【簡単に作れる】10分でサラダ! キュウリと鶏ささみのバンバンジー
後味がさっぱりしたサラダ。トマト・キュウリの色味が鮮やかで、見た目から食欲を誘います。手作りゴマダレは豆板醤を加えてピリ辛にアレンジしても◎。余ったゴマダレは、麺類のつけダレや豚しゃぶのドレッシングなどに活用できます。

10分でサラダ!きゅうりと鶏ささみのバンバンジー by吉田 朋美さん


【材料】(2人分)

鶏ささ身 3本
  酒 少々
キュウリ 1本
トマト 2個
<ゴマダレ>
  練り白ゴマ 大さじ 1.5
  砂糖 大さじ 1/2
  酢 大さじ 1/2
  しょうゆ 小さじ 2
  白ゴマ 小さじ 1
  ゴマ油 小さじ 1/2

【下準備】

1、キュウリは長さ1/4に切ってせん切りに、トマトは薄く輪切りにする。



【作り方】

1、沸かしたお湯に酒を加え鶏ささ身を入れる。3分ゆで、そのままお湯の中で粗熱を取る。



2、皿にキュウリとトマトを盛り付け、(1)の鶏ささ身を割いてのせる。<ゴマダレ>の材料を混ぜてかける。





【レンジでラクラク】ごまだれ濃厚! バンバンジー レンジで簡単に作る
調理時間なんと10分! レンジで簡単に作れるバンバンジーです。パリッとしたキュウリと、しっとりしたゆで鶏のコントラストがたまりません。濃厚ゴマダレでご飯がどんどん進みますよ。お弁当に入れるときは、しっかりと汁気を切りましょう。

ごまだれ濃厚!バンバンジー レンジで簡単に作る


【材料】(1人分)

鶏むね肉 1/4枚
キュウリ 1/2本
<調味料>
  白ネギ(青い部分) 3cm
  ショウガ(薄切り) 1片分
  酒 小さじ 1
  塩 少々
ゴマダレ(市販品) 適量

【作り方】

1、鶏むね肉は余分な脂肪を取り除いておく。耐熱容器に鶏むね肉、<調味料>の材料を入れ、電子レンジで2〜3分加熱する。電子レンジは600Wを使用しています。

2、キュウリはすりこ木でたたき、手で食べやすい大きさにする。

3、(1)の粗熱が取れたら、すりこ木でたたいて手で食べやすい大きさに裂く。



4、全ての材料を混ぜ合わせる。

【このレシピのポイント・コツ】

おかずの汁気はよくきってお弁当に詰めましょう。

ごはん、おかずはよく冷ましてからフタをしましょう。



■バンバンジー風アレンジレシピ5選

ナスと豆腐のバンバンジー風



ゆで鶏は使わず、野菜と豆腐をバンバンジー風にアレンジ。ナスとゴボウはレンジ加熱すれば、下ごしらえも簡単です。キュウリはすりこ木で叩いた後、種を取ってパリッとした食感を際立たせましょう。食材それぞれが持つ食感のコラボをお楽しみください。

バンバンジーラップサンド



ラップサンドと言えば、カフェでも定番の人気メニューです。このレシピは、トルティーヤにゴマダレを和えたゆで鶏とキュウリ、グリーンリーフを巻いたら出来上がり! キュウリのパリパリ感がアクセントです。キャロットラペや紫キャベツなどを巻くと、さらに彩り豊かになります。

バンバンジー風素麺



「もう素麺は食べ飽きた!」という方にぜひお試しいただきたいのが、このレシピ。素麺の上に具材をのせてゴマダレをかけるだけで、食べ応え抜群の一皿の完成です。素麺は水洗いした後に氷水で冷やすと、コシが出ておいしさがアップしますよ。

梅バンバンジー生春巻き



梅が入ったゴマダレでサッパリといただく生春巻き。ライスペーパーは水で戻した後もどんどん柔らかくなるので、ややかための状態で水から引き揚げましょう。具材は中央より少し手前においた方が上手に巻くことができます。

牛肉のバンバンジー風



牛肉を使う斬新なバンバンジー風アレンジです。しゃぶしゃぶ用の肉を使えば火の通りも早く、サッと茹でるだけで理想の食感に。あとはゴマダレと和えるだけでOKです。ちょっぴり贅沢をしたいときにどうぞ。

■ゆで鶏をしっとりと仕上げるコツ
バンバンジーはおいしいけれど、ゆで鶏のパサつきが気になる…ということはありませんか。そんなお悩みを解消するちょっとした工夫があります。
があります。

それは、パサつきの原因となる急激な温度変化を避けること。鶏肉を茹でた後は、ゆで汁に浸したまま粗熱を取りましょう。余熱でじんわり火が通るため、肉の水分がキープされ、しっとりとした食感に仕上がりますよ。

ぜひこのコツを押さえて、おいしいバンバンジーを味わってくださいね!
(Lily-bono)