杭州蕭山国際空港で撮影したＣ６６２２便。（杭州＝新華社配信）

　【新華社杭州7月5日】中国浙江省の杭州蕭山国際空港（杭州空港）を2日未明、ボーイング767型貨物専用機のC6622便が離陸した。これにより、杭州とウズベキスタン・タシケントを結ぶ貨物専用便が正式に運航を開始した。これは杭州空港口岸（通関地）で今年2番目に就航した貨物便でもある。

　この貨物便は毎週水曜、日曜に運航し、杭州から約6時間でタシケントに到着する。使用される航空機の最大積載量は約50トンで、浙江の日用品や衣料品などの商品を中央アジア市場に直接送り込む効率的なルートとなる。同時に、復路便で果物などウズベキスタンの特産物を国内に持ち込み、上海市や浙江省などを含む華東地区の生鮮市場の品ぞろえも充実させるとみられる。

　空港運営会社の浙江省機場集団は今年に入り、航空路線の拡大やハブ施設の建設、サービス向上などの取り組みを通じて国際貨物輸送の増加を実現し、世界3大陸とつながる53路線で貨物便を運航しており、今年上半期（1〜6月）の貨物・郵便物取扱量は前年同期比約2.6％増の52万トンだった。