巨人4位転落 赤星が今季ワースト6失点 阿部監督が苦言「あれだったら本塁打、打たれちゃったら良かったのに」

「オリックス7−3巨人」(13日、京セラドーム大阪)
痛恨の逆転負けを喫し、リーグ4位に転落した。巨人・阿部慎之助監督(46)は、7回8安打を浴びて自身今季ワーストの6失点(自責は5)で降板した赤星に苦言を呈した。
勝負どころは1点リードの三回の投球だった。1死二塁から2者連続四球を与え、満塁のピンチを招く。続く森に右翼線へ逆転の2点二塁打を浴びると、この回だけで一挙5失点。指揮官は、険しい表情を浮かべて「四球2つが、いらなかったね。あれだったら本塁打、打たれちゃったら良かったのに」と指摘した。
炎上しても続投させ、引っ張ったのは「中継ぎが登板過多になってるから。何とか長いイニングを投げてほしかった」と指揮官。先発を託した右腕に踏ん張ってほしかったが、最後まで三回の大量失点がチームに重くのしかかった。赤星も「(2四球は)もったいないと思います。大量失点して試合を壊してしまいチームに申し訳ないです」と猛省した。
巨人は昨季からオリックス戦4連敗。仕切り直して、まずは負の連鎖を止める。