メンバー表を交換し、新井監督(右)と両手でハイタッチを交わす新庄監督(撮影・中島達哉)

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 「日本ハム2−6広島」(13日、エスコンフィールド)

 就任以来3年連続で負け越している広島との初戦を落とし、連勝は3でストップ。日本ハム・新庄剛志監督(53)は「手ごわいですからね。まとまってますよね。ピッチャーにしてもバッターにしても作戦にしても。守備もいい」と相手を認めた。

 エース・伊藤が今季ワースト6失点で七回途中KO。ただ、攻撃で見どころはあった。昨年交流戦MVPの水谷が六回の右越え2号ソロを含む今季初猛打賞。九回には左脇腹肉離れから復帰した野村に加えて、中島、田宮と、この日1軍に昇格した3人がそろってヒットを放って1点を奪った。野村は「今日の打席の感じで1本出たのは良かった」とうなずいた。

 打線に役者が戻り、水谷の“交流戦男”ぶりに「ずっといい。乗ってきたんじゃないですか」と目を細めた指揮官。「明日、何とかやり返します」と雪辱を期した。