ジョージ王子シャーロット王女、ルイ王子の学校の休みに合わせて、公務を控えていたキャサリン皇太子妃。現地時間6月10日(火)、久しぶりに公の場所に登場した。

皇太子妃はイーストロンドンに新たに開館した、V&Aイーストストアハウスを訪問。ここはヴィクトリア&アルバート美術館(V&A)の別館で、これまで未公開だったV&Aのファッションや映画、視覚芸術、デザイン、パフォーマンスに関するコレクションやアーカイブ、50万点を公開している。ちなみに皇太子妃はV&Aのパトロンを務めている。

この日の皇太子妃は「アレクサンダー・マックイーン」のサラ・バートンの手がけたネイビーのスーツで、スタイリッシュに登場。ちなみに皇太子妃は2023年12月にもこのスーツを着用、ロンドンの小児病院を訪問している。

皇太子妃は施設のバックステージを見学。イギリスを代表するアーティストの1人、ウィリアム・モリスのサンプルブックや、テキスタイルの見本や楽器などを見てみたいとリクエストしたという。またキュレーターチームと面会、展示品が収集される理由、保存方法や展示方法についての解説を聞いたとも。妃はイーストストアハウスの副館長兼COOであるティム・リーブスに「とても多岐にわたるコレクションですね」と感想を語っていた。雑誌『ハロー!』が報じている。セント・アンドルーズ大学時代、美術史を勉強していた皇太子妃にとっては、とても興味深い内容だったよう。

ちなみにこの施設は、見学者に「実用的な服装とフラットシューズ」で来るようにアドバイスしている。理由は館内の床の様々なところに金属製の格子が配置されているから、「ピンヒールやキトゥンヒールでは歩きにくい」とスタッフは語っている。でもこの日の皇太子妃はロイヤルレディらしく、黒いヒールで登場。雑誌『ピープル』によるとスタッフはヒールで歩く皇太子妃について「彼女はプロ! とてもうまく対処していた」と驚嘆していた。どんな場所でも優雅に歩くあたり、さすが皇太子妃。