メーガン妃を「気取りすぎ」と批判したブルック・シールズのポッドキャストが削除される 妃側から圧力か

今月初めにデザイナーのインディア・ヒックスのポッドキャストに出演したブルック・シールズ。彼女は2024年3月にイベント「サウス・バイ・サウスウェスト(SXSW)」のパネルディスカッションで、メーガン妃と共演した経験を持つ。ポッドキャストではそのときの妃の印象について率直に語った。ちなみにインディアは英国王室の流れを汲む人物。祖父は最後のインド総督だったルイス・マウントバッテンで、インディアのゴッドファーザーはチャールズ国王である。

それはさておき、ブルックはパネルディスカッション「Breaking Barriers, Shaping Narratives: How Women Lead On and Off the Screen(壁を打ち破り、物語を形作る。スクリーンの上と外で女性がどのようにリーダーシップを発揮するか)」で妃と共演したときのエピソードを披露。「司会のケイティ・クーリックがメーガンに最初の質問をしたら、メーガンは若い頃からすでに女性の権利を擁護していたと話し始めたんだ」とブルックは語り始めた。
妃が熱弁を振るって披露したのは、食器洗い洗剤のCMに抗議したという小学生時代の話。妃はCMが「アメリカ中の母親が、油でべたべたのフライパンと格闘しています」と言っているのを女性差別的だと考え、その企業に抗議の手紙を送ったという例の体験談である。妃はこれまでにも何度もこの話をしているが、ここでも同様だった。ブルック曰く「メーガンは『11歳のとき、あのCMを見たのだけれど、食器洗いは女性がするものだと言っていた』と繰り返していた」「彼女は何度も『私は11歳だった』と繰り返していた。彼女が会社に手紙を書いたら、会社は広告文もCMも修正したんだって。(メーガンは)気取りすぎ。『観客たちは、45分もここに座って気取りすぎで真面目すぎる話を聞きたくはないだろう』と思った」。

そう考えたブルックは妃の話を遮った。「『本当に申し訳ないけれど、1分間だけお邪魔させて』って言ったんだ。失礼にならないように努力したけれど、真面目すぎる状況だったから『ここにいるみなさんに、私たちがどれほど違うか説明したいだけ。私は11歳のとき娼婦役を演じていたのよ』って言って笑いを取ろうとしたの」。ブルックがそう冗談を言ったことで「その後のディスカッションはもっとリラックスした雰囲気になった」。
妃と共演した人物の貴重な感想としてブルックの発言は注目を集めたけれど、そのエピソードはポッドキャストのホームページから姿を消している。ブルックやインディアのファンからは、妃からの圧力がかかったのではないかという見方もちらほら出てきている。一体何が起きたのか、関係者からの証言を待ちたい。