ロシアとウクライナ、捕虜交換実施 戦争開始以来で最大規模

[チェルニーヒウ州(ウクライナ) 9日 ロイター] - ロシアとウクライナは9日、25歳未満および重傷を負った捕虜の交換を実施した。捕虜交換の規模はロシアによるウクライナ全面侵攻以来、最大規模となる見通し。
今回の交換は、今月2日にトルコのイスタンブールで行われた直接協議での合意によるもの。同協議で双方は、少なくとも1200人ずつの捕虜を交換するほか、戦争で死亡した数千人の遺体を引き渡すことで合意した。
2日に行われた直接協議では、新たな捕虜交換のほか、合計1万2000人の戦死者の遺体の相互返還について合意したものの、ウクライナのほか欧米がロシアに受け入れを求めていた停戦案を巡る進展は得られなかった。