キャサリン皇太子妃、ウィリアム皇太子とともにガーデンパーティーを主催する 2年ぶりの出席

英国王室が毎年春にバッキンガム宮殿で開催する、恒例のロイヤルガーデンパーティー。今年はチャールズ国王が主催した5月7日(水)に続き、現地時間5月20日(火)に第2回が行われた。国王の代理として、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃がホストを務めた。皇太子妃がガーデンパーティーに姿を見せるのは2年ぶり。昨年はがんの治療中のため欠席だった。

ガーデンパーティーには英国各地でコミュニティに貢献した人たちが招かれる。この日はエドワード王子とソフィー妃夫妻、ユージェニー王女とザラ・ティンダル、グロスター公爵夫妻も出席。参加者たちと歓談し、ホストの皇太子夫妻をサポートしていた。

皇太子妃はお気に入りのデザイナー「エミリア・ウィックステッド」のクリームイエローのドレスに「フィリップ・トレーシー」のハットという定番スタイルで登場。パーティーの冒頭では、通例に則って階段の最上段で国歌斉唱を見守った。

パーティーには昨年11月、がんのために17歳の若さで亡くなったリズ・ハットンの家族も出席していた。リズの生前、家族は写真家志望の彼女のために夢をかなえるプロジェクトを計画。雑誌のグラビアやファッションショーなど、プロの写真家のような撮影のチャンスをプレゼントして欲しいと呼びかけていた。皇太子夫妻はそれを支援、彼女にウィンザー城で行われた叙勲式の撮影を依頼した。今回のパーティーでは、彼女の弟が皇太子夫妻にぬいぐるみをプレゼントするシーンも目撃された。


ガーデンパーティーは7月1日にスコットランドのホリールード宮殿でも開催される。どんなシーンが見られるのか楽しみにしたい。