鎌田大地が攻守で大貢献!1861年創立のパレス、マンCを1−0撃破でついに初タイトル!10番が5戦連発&守護神がPKストップ【FA杯決勝】

1861年にクラブ創立以来、初のタイトル獲得を目ざすパレスは、16分に幸先良く先制に成功。マテタが鎌田との絶妙なワンツーで持ち上がり、右サイドに展開。これを受けたムニョスが鋭いクロスを送り込むと、エゼが上手くボレーで押し込んだ。絶好調の10番は5戦連発となった。
【動画】鎌田大地がナイスな仕事!パレスの鮮烈なV弾
1−0で折り返すと、56分には鎌田が自陣ペナルティエリア内でB・シウバのシュートをブロック。渾身のスライディングで失点を食い止めた日本代表MFは、ハイタッチでチームメイトたちに称えられる。
その2分後にはロングスローの流れからムニョスが押し込むも、VARチェックでオフサイドが取られ、追加点は幻となる。
終盤にかけて、フォーデン、ギュンドアンらを投入したシティの猛反撃に遭う。しかし、立ち上がりから好守を見せているヘンダーソンの三度のビッグセーブもあり、10分のアディショナルタイムを含めて同点弾は決して許さなかった。
このまま1−0でタイムアップ。パレスがついに初タイトルを獲得した。一方、シティは宿敵マンチェスター・ユナイテッドとの決勝を落とした昨季に続き、準優勝となった。
攻守で躍動した鎌田はフル出場。見事なパフォーマンスでクラブ史にその名を刻んだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部