[5.17 ブンデスリーガ第34節 フライブルク 1-3 フランクフルト]

 ブンデスリーガ第34節が17日に開催され、MF堂安律が所属する4位フライブルクはホームで3位フランクフルトに1-3で敗れた。他会場では5位ドルトムントが17位ホルシュタイン・キールに3-0で勝利。この結果、3位フランクフルトと4位浮上のドルトムントがUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権を獲得し、フライブルクはUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場の5位フィニッシュとなった。

 すでに首位バイエルンの優勝とレバークーゼンの2位が確定し、欧州CL出場圏内の残り2枠をフランクフルト、フライブルク、ドルトムントが争う状況で最終節を迎えたブンデスリーガ。直接対決で均衡を破ったのは堂安だった。

 前半27分、左サイドからのロングスローをDFマティアス・ギンターが頭でフリックすると、堂安が左足のボレーで押し込み、今季10ゴール目を記録。欧州5大リーグでシーズン2桁得点を達成した7人目の日本人選手となった。

 しかし、フライブルクは前半アディショナルタイム4分にフランクフルトのMFアンスガー・クナウフに同点弾を献上。後半16分にMFラスムス・クリステンセンのゴールで逆転されると、同18分にはMFエリス・スキリにも決められ、2点のビハインドとなる。

 そのまま1-3で終了のホイッスルが鳴り、フライブルクはクラブ史上初の欧州CL出場を逃した。堂安を巡ってはフランクフルトやドルトムントが獲得に動いていることが報じられており、今後の去就が注目される。