フランクフルト戦で先制点を奪った堂安。(C)Getty Images

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 現地5月17日に開催されたブンデスリーガの最終節で、堂安律が所属する4位のフライブルクが3位のフランクフルトとホームで激突した。

 来季のチャンピオンズリーグに出場できる4位以内でのフィニッシュを目ざすフライブルクは、堂安が4−4−1−1の右サイドハーフで先発。開始6分にはその日本人レフティが右サイドでボールを受けて、ゴール前にクロスを供給するも、GKトラップにキャッチされる。

 その後は一進一退の攻防が続いたなか、27分にはリーンハートのロングスローをギンターが頭で繋いだボールに堂安が反応。左足で見事なダイレクトボレーを叩き込んで先制点を奪った。

 堂安はこれで今季のリーグ戦10ゴール目を記録し、欧州5大リーグでは日本人7人目となるシーズン二桁得点を達成した。しかしホームチームは、45+4分にクナウフに同点弾を献上。1−1で前半を終える。
【動画】堂安律がブンデス二桁得点達成! 左足のダイレクトボレー弾
 迎えた後半、フライブルクは右サイドから堂安がピンポイントクロスを上げて、アダムがヘディングシュートを放ったが、枠の上に外れる。

 61分、自陣でグリフォがボールを奪われると、ショートカウンターからクリステンセンにミドルシュートを突き刺されて逆転を許す。さらにその直後にもゴール前の混戦から最後はスキリに押し込まれて追加点を奪われた。

 反撃に出るホームチームは81分、右からのクロスにヘーラーが頭で合わせるも枠を捉えられない。

 その後もゴールは奪えず、このまま1−3で敗戦。フライブルクは5位フィニッシュとなり、クラブ史上初のCL出場権獲得とはならなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部