レアル・マドリーは17日、ボーンマスのスペイン代表DFディーン・ハイセン(20)を獲得することで合意に達したと発表した。契約期間は2025年6月1日から2030年6月30日までの5年間。ボーンマスによると、レアルが支払う契約解除金は5000万ポンド(約97億)だという。

 オランダ生まれのハイセンは幼少期にスペインへ移住し、2015年にマラガのカンテラへ入団した。そして2021年にユベントスのアカデミーへ渡り、2023年10月にトップチームデビュー。昨年1月にローマへ期限付き移籍し、同7月にボーンマスへ完全移籍した。センターバックを主戦場とし、今季はプレミアリーグ30試合に出場。同リーグの最優秀若手選手にノミネートされている。

 また、U-19までオランダの年代別代表でプレーしていたが、昨年3月にU-21スペイン代表デビュー。今年3月にはスペイン代表として国際Aマッチ初出場を果たした。