MLBで奇跡の“HR強奪キャッチ” 掴み損ねたボールをセンターが素手で捕球「信じられるか!?」現地実況も大興奮

【MLB】タイガース 6ー5 レッドソックス(5月14日・日本時間15日/デトロイト)
MLBで奇跡の“HR強奪キャッチ”が生まれた。
右中間に飛んだ打球をライトが飛びつくもグラブに当ててポロリ。カバーに入ったセンターが捕球するまさかの連携プレーにファンが驚いている。
注目のシーンは日本時間15日に行われたタイガース対レッドソックスで生まれた。5ー5の同点で迎えた7回、タイガースの攻撃。打席に入ったカーペンターは、レッドソックスの3番手、右腕のヘンドリックスと対峙すると初球、高めに投じられた95.8マイル(約154.2キロ)のストレートを振り抜いた。
打球速度104.8マイル(168.7キロ)の鋭い当たりは右中間へ一直線。ぐんぐん伸びる打球を追いかけるライトのアブレイユは、フェンス際でボールの落下に合わせてジャンプする。すると、フェンスの黄色ラインを超えていた打球だったが、ボールはアブレイユのグラブへ。ところが掴み損ねてボールが飛び出してしまった。
しかしカバーに入っていたセンターのラファエラが素手でキャッチ。ラファエラは大事にグラブの中にボールを入れて、両手をあげて大喜び。ボールをこぼしたアブレイユもホームの方を指さして驚きの表情を見せる。マウンド上のヘンドリックスも両手をあげてガッツポーズとなった。
スタジアム大歓声のプレーに現地実況も大興奮。「初球をスイング、高く深くライトへ上がった!アブレイユが後退、フェンス際!アブレイユ、ラファエラと交錯しながらキャッチした!信じられるか!?」と伝えている。
このプレーにSNS上の現地ファンたちも「今まで見た中で最高のキャッチだ」「こんなの初めて見た。すごいキャッチだ」「なんて最高なキャッチだ!」「素晴らしい連携!これぞチームワーク!」「年間の最優秀キャッチだ」「冗談だろ?すごいプレーだ!」「今まで見た中で最もクールなキャッチだ」「こんなクレイジーなプレーは見たことない」と大盛り上がりとなった。
ライトのアブレイユは2023年からレッドソックスでプレーするベネズエラ出身の外野手。昨年は自己最多の132試合に出場し、打率.253、15本塁打、58打点の成績を残し、守備ではゴールドグラブ賞を受賞した。一方、センターのラファエラも2023年からレッドソックスでプレーするオランダ出身の外野手。こちらも昨シーズンにブレイクし、152試合で打率.246、15本塁打、75打点の活躍を見せている。
なお、試合は9回にタイガースがサヨナラ勝ちを収めている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)