主演作『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』の監督、ジャスティン・バルドーニをセクハラや中傷的報復で訴えているブレイク・ライブリー。バルドーニ監督の弁護士が新たに入手した情報を明らかにし、注目を集めている。

先週バルドーニ監督の弁護士が、ブレイク・ライブリーの親友テイラー・スウィフトを証人喚問したことが報じられた。バルドーニ側は、ブレイクがテイラーと親しいことを仄めかし、バルドーニに脚本を書き換えるように要求したと主張している。ブレイク側はこれを否定、テイラーの証人喚問は不必要だとバルドーニ側を批判した。

バルドーニ側はこれに反論。今週新たな裁判書類を提出し、ブレイクがテイラーを脅迫していると主張した。バルドーニ側曰く「ブレイクはテイラーに対し、自分を支持する声明を発表するように求めた。テイラーがそれを拒否した場合、ブレイクが持っている個人的な内容のテキストメッセージを公開すると脅迫した」。それを証明するためにテイラーの召喚が必要だと説明している。ブレイクの弁護士は「まったくの嘘」と否定している。

バルドーニの弁護士によると、この脅迫に関しては「信頼できる情報を持っている可能性の高い」人物から得た情報に基づくという。その人物は「ブレイクがテイラーに自分の送ったテキストメッセージの削除を依頼した」と話しているとも。つまり、ブレイクが裁判に不利になる証拠を隠そうとしているというのがバルドーニ側の主張である。

バルドーニの弁護士は「テイラーの弁護士がライブリーの弁護士に対応、このような不適切で明らかに恐喝的な脅迫に対処した」という情報も得ていると話している。「我々が裁判で入手しようとしているのは、これらのやりとりだ」とコメント、それが「この訴訟における、有力な証人であるテイラーを脅迫した」可能性を証明すると主張している。

バルドーニ側が入手した情報が真実であれば、ブレイクにとって不利な証拠になるだけでなく俳優としても大きくイメージダウンするきっかけになりかねない。裁判が始まる前から、すでに泥沼化の様相を見せている今回の訴訟。両者が次にどんな動きに出るのか、注目が集まっている。