アーノルド・シュワルツェネッガーマリア・シュライバーの次男、クリストファー・シュワルツェネッガー。芸能一家に生まれてきたもののほとんど表舞台に出てくることはなく、兄で俳優&モデルとして活躍してきたパトリック・シュワルツェネッガーとは対照的な存在だった。パトリックと比較して「目立たない方の息子」と言われることも。その彼が最近、大幅減量に成功しマスコミを騒がせている。

クリストファーは小さい頃からぽっちゃり体型だったが、30ポンド(13キロ)以上の減量に成功したという。先週末、心と身体の健康に関するサイト「Beacher Vitality」のハッピー&ヘルシーサミットでダイエット成功の秘密について語った。クリストファー曰くダイエットは「壮大な道のりだった」。痩せようと決意したのは2019年、オーストラリアに長期滞在していたときだという。「旅行を楽しむために、オーストラリアでは外に出てこんなことをしよう、あんなことをしようと考えていた。でも自分の体重がそれを妨げていることに気がついた。『スカイダイビングに行きたい』って話せば友達に『無理だ』って言われて、僕は『ああ、スカイダイビングはできないな』って答える。そういう感じだった」。

クリストファーは高校時代から体型に悩んでいたとことも告白。当時は利用者に合わせて健康的な食事がデリバリーされるミールプログラムを利用、それを学校に持っていっていたという。「いろいろ試したよ。高校時代には学校に変な弁当を持っていくと変人扱いされるような気がしたのを覚えている」「減量は一朝一夕にできることではなかった。試行錯誤だった。今ビフォア&アフターの写真を見ても、自分がアフターの時点にいるとは思っていない」。まだ減量の過程にあると話した。

ちなみにクリストファーが痩せた方法の1つはパン断ち。「ここにカトリックの人がいるかどうかわからないけれど、四旬節のためにパンをやめたんだ」。四旬節はイースターまでの約45日間を指す。古くは断食期間に当たり、今でも敬虔な信者は節制した生活を送る。「パンを断つならこの機会を逃すわけにはいかない。僕は善良なカトリックの少年だから、四旬節のルールを破るつもりはなかった。それで13キロ痩せたんだ」。このダイエットで一気に知名度がアップしたクリストファー。これからどんな変化を見せるのか注目が集まっている。