ガソリン詐欺_P01


【漫画】本編を読む/とても困っているという男の頼みごととは…?

「おーい、そこの君!」…… ロサンゼルス在住のkasutera(@kasutera5)さんは、ある日突然、車から声をかけられた。運転席の男性は「旅行中にガソリン代がなくなった」「このジュエリーを買って現金にしてくれ」と頼んできた。助手席には妻らしき女性、後部座席には子どもの姿。だがこれは、実はアメリカでよくある“詐欺のテンプレ”だった。

知らない車が急に止まって、話しかけてきた


子ども連れだから悪い人ではない、という先入観は捨てよう


ガソリン詐欺_P04


ガソリン詐欺_P05


運よく友人2人が助けにきてくれた!


「この詐欺には2度遭遇しました。1回目は男2人組、2回目は子連れ夫婦。『ガソリン代が必要』『クレカが使えない』など、セリフも流れもほぼ一緒で、思わず笑いそうになりました」とkasuteraさんは語る。

さらに衝撃だったのが、別の日に遭遇した“偽チェック詐欺”だ。男に頼まれ、チェック(小切手)を自身の口座に入金し、現金を手渡したところ、後日そのチェックが無効と判断され、900ドルが引き落とされた。

「当時は、振り込んだチェック分が口座に表示されていたので、本物だと思ってしまったんです。でもアメリカでは、チェックは一時的に“保留扱い”になります。真偽が確認されるまで、実際には使えるお金じゃなかったんですよね」

「困っている人を助けたい気持ちもありましたが、結果として800ドルを騙し取られました。あとで悶えました(笑)」とkasuteraさん。海外では“見た目に安心感がある人”こそ要注意。見知らぬ人とのやりとりには、十分すぎるほどの警戒心が必要だ。

kasuteraさんが描く「アメリカあるある」シリーズでは、こうした詐欺体験や現地ならではのトラブルをコミカルに紹介。文化の違いや笑えるトラブルが気になる人は、ぜひチェックしてみてほしい。

取材協力:kasutera(@kasutera5)

※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がないものは税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。