【永野芽郁と不倫報道】田中圭の所属事務所・トライストーン会長に独占取材 「それでも彼を信じたい…」発言の真意

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「ハッピーな気分になり、すぐ寝ちゃう」

まさに衝撃のニュースだ。4月23日、『週刊文春』は俳優の田中圭(40歳)と女優の永野芽郁(25歳)が不倫関係にあると報じた。

記事によると、'21年に公開された映画『そして、バトンは渡された』で初共演した2人は、昨年9月頃から「禁断の関係」に陥っていたという。

同誌の取材に対し、永野の所属事務所は「田中さんとは以前に作品をご一緒させていただいたこともあり、現在は食事などをご一緒させていただく俳優仲間の先輩のお一人です。交際等の事実はございません」と不倫関係をきっぱり否定。

一方の田中側は、田中自らが「不倫はありません」とコメントを寄せたうえで、所属事務所も「本人が言う様に『不倫はない』と言う事を信じたい気持ちです」とコメントした。

「信じたい気持ちです」という言葉の真意とは、いったい何なのか。田中が15歳から所属している芸能事務所「トライストーン・エンタテイメント」の会長で、創業者でもある山本又一朗氏(77歳)に話を聞いた。

「文春さんから質問状があり、事務所としての見解を回答しました。そこで伝えた通り、『不倫はない』という田中の言葉を信じたい。田中は15歳からウチの事務所に所属していますが、これまで女性問題を起こしたことはありません。あるとしたら、彼はお酒が大好きで、度が過ぎると迷惑をかけてしまうこと。タクシーを降りる際、泥酔状態で寝てしまい、料金が支払えず、警察署で3〜4時間過ごしたという事件もありました。目が覚めたら警察官がいて、『俺、何かやらかしたのか』と慌てたそうです。それくらい幸せなヤツでもあるんです。顔を見ればわかるように平和的な男であり、泥酔しても決して人を殴ったりするようなタイプではない。ハッピーな気分になり、寝ちゃうようなヤツなんです。

文春さんからの取材を受け、田中本人にじっくり話を聞きましたが、本人は『絶対に(不倫は)ありません』と否定しています。実際、その言葉を信じるだけの生活をしてきたと思います。また社員の中にも『絶対にない。あり得ない話だ』と話す人間がいます。それだけに、私自身も事実ではないだろうという心象を得ています」

「久しぶりに会った彼女は大人になっていた」

『週刊文春』の報道によれば、映画で共演した時から周囲が心配になるほど仲が良かった2人は、昨年9月頃から本格的に交際を開始したという。

「会食していたのは事実です。田中本人からも事前に『最近仲が良くて、よく会っていますよ』と報告は受けていました。映画で共演した後、二度ほどスタッフを交えて会食したことはあったそうですが、そのときは挨拶を交わす程度だった。ただ、昨年7月頃、ふたたびスタッフを交えて会食したと聞きました。ちょうど(田中と永野の)座った席が近く、長話をする機会があったそうです。共演から4年経っていましたが、久しぶりに会った彼女は大人になり、芝居の話をしても楽しく、人間として成長した姿に感心したそうです。

彼女(永野)は明るい人で、みんなを楽しくさせる。そのグループの仲間は皆、彼女のファンなんです。ただ立場上、スタッフは誘いにくいため、圭がお誘いするようになった。それから仲間を含めて会うようになったというのが、田中の説明でした。

ただし、文春さんに話を伺ってみると、昨年の夏頃から(2人の関係性について)追っていたとのことでした。数々の写真もあるという。そこで、向こうの事務所(スターダスト・プロモーション)にも恐る恐る電話して伺ってみましたが、『そんなのあるわけないじゃないですか』とおっしゃっていました。我々としては、本人たちの言うことを信じたい

同誌は、永野の自宅マンションに入る田中の姿もおさえている。

「誤解されるような行動をとってしまったのは事実です。これ自体、有名人としての自覚が足りなかった。あるとき、いつも一緒に会食している仲間から『グループとはいえ、あれほど人気の女優さんが来てくれる。いつも楽しいけど、週刊誌とか大丈夫なの?』と聞かれたそうです。もともと彼の頭の片隅にも『大丈夫だろうか』という思いはあったのですが、周囲から指摘されて『楽しいからと調子に乗って酒を飲んでいたら大変なことになるかもしれない。彼女にも迷惑がかかる。もう会うまい』と気づいた。これがちょうど最近のことでした」

大事な日に泥酔してしまい……

周囲の人の警告を受けて、田中は永野とプライベートの場面で会わないことを決めたという。

「(会食などを控えることについて)永野さんとも話したそうです。でも、そうした事情を知らない仲間から誘いがあった。それが文春さんに写真を撮られた日のことです。 『みんなに状況を説明しよう』という目的で2人で食事をして、その後、仲間と合流した。そしたら、説明どころか、田中はベロベロに酔っ払ってしまった。みんなが来たときはベロベロで、彼女の家まで行き、介抱してもらったということです。

翌日、自宅に帰宅し、まだ二日酔いで半分記憶を失ったまま稽古に行こうとしたところ、記者に止められて質問を受けた。記者の方に『田中さん、まだ酔っていますね』と言われるほどヘロヘロだったようです。実際に記事を読んでも田中が言っていることは、ちんぷんかんぷんでよくわからない。本人にも『何を話したんだ?』と聞きましたが、『思い出していますが、まだ酒が残っていたので……』とのことでした

永野のマンションで一夜を過ごした翌日、同誌の直撃を受け、関係を問われた田中は「めっちゃ仲は良いんだけど、『ダメだねー』つって、『良くないねー』つって、終わっちゃったから、もう。(切なげに)終わっちゃったから、もう…」などと答えたとされている。

「本人によれば、交際や不倫関係をやめますという意味ではなかった。『誤解されてしまうので会うのをやめる』という意味だったとのことです」

「田中を信じる」と繰り返した山本氏に対し、再度「報道は事実ではないのか」と問うと、こう話した。

「我々がいくら弁明しても、記事が出たのはたしかであり、事実として捉えたほうが面白いという気運もあるでしょう。記事をどう受け取るのか。判断はお任せします。話題になるような行為をしてしまったこと。我々はこれが問題だと考えています

「ウチからするとバッテンです」

「女遊びも芸の肥やし」と言われたのは遠い昔。令和の芸能界は風潮も価値観も大きく変わった。沢田研二を主役に据えた名作『太陽を盗んだ男』をはじめ映画プロデューサーとして数々の作品を生み出し、小栗旬や綾野剛らを育て上げた山本氏。昭和から令和までを知る山本氏は、現在の風潮をどう考えるか。

「時代背景や世間の風潮に対してモノを言えるほど私は立派な人間ではありません。ただし、時代に合わせて行動しなければいけません。これは会社の会議でもマネジャーらに常々話していますし、事務所の若い俳優にも『交際しているだけで書かれる職業なんだぞ。覚悟するしかない』と伝えています。

田中は40歳。分別のある行動をとるべき年齢です。時代を代表するような女優さんと頻繁に会っている。ウチ(の基準)からすると、それだけでバッテンです。私はそれについて怒っているわけです。永野さん明るく素敵な女性であり、一緒にいて楽しいのはわかります。しかし、向こうの事務所はそれをどう思うのか。それを考えるべきだった」

報道の真偽はともかく、騒動になったのはたしかだ。事務所として、田中に何らかのペナルティを課すつもりはあるのだろうのか。

「昨今騒がれているような性的な事件ではありません。ただし、お騒がせしてしまったのはたしか。事務所として反省するとともに、本人には強く自戒を求めます。

これから圭は大変ですよ。まず奥方に説明をしなくてはいけない。うちの会社としても様々なところに説明して回らなければいけない。様々な方にご迷惑をかけてしまいました。事務所としてお詫び申し上げます」

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