【高校野球・春季神奈川県大会】横浜隼人、昨秋躍進の立役者・白鳥投入も６失点 「一からやり直したい」
◆横浜隼人６−８湘南学院
横浜隼人は６―１とリードした六回から左腕白鳥を投入。「流れを離さないように」（水谷哲也監督）という継投策だったが、結果的に裏目となってしまった。
白鳥は昨秋躍進の立役者。春先は調子が上がらず、今大会は背番号１０をつける。繊細なコントロールで打たせてとる投手だが、「冬場にもっとスピードが出るようにと色々とフォームを変えたら、フォームが分からなくなってしまった」と試行錯誤の最中だ。
徐々に復調してのこの日の登板だったが、立ち上がりから制球が定まらず６失点。指揮官は「（継投判断で）かわいそうなことをした」と気遣った。
ただ、夏に向けては「白鳥が頑張ってくれるしかない」と水谷監督の信頼は揺るがない。白鳥は「自分がやらなければという自覚はある。一からやり直したい」と気丈に話した。
