ヘンリー王子、メーガン妃との結婚でチャリティへの関心を失う 「以前の熱意はなくなった」と関係者が証言

2006年に自身が立ち上げたチャリティ組織「サンタバリー」のパトロンを辞任することを、3月末に明らかにしたヘンリー王子。この組織は王子がダイアナ元妃を偲んで設立、アフリカ南部の若者や子どもたち、特にHIVやエイズと闘う子どもたちをサポートしてきた。王子と共同設立者であるレソトのセーイソ王子は、辞任の理由を新理事長との対立だと説明していた。しかし別に理由があるという証言が浮上した。
そう語るのはサンタバリーの主席を務め、セーイソ王子の弟だというコアバネ・テコ。「近年のヘンリー王子は、以前よりもレソトに来なくなった」と新聞「テレグラフ」に語っている。「サンタバリーを立ち上げたときの彼の言葉を私は鮮明に覚えている。というのも王子は『私の母、この場所、アフリカに対する彼女の情熱』とかそういうことを、強く力説していたからだ」。
テコは王子がその熱意を失ったと話す。「王子は気さくさゆえに愛されてきた。でもサンタバリーへの関心を失ったことで、この組織の精神は完全に損なわれてしまった」。テコはその原因はメーガン妃との結婚だと匂わせている。「結婚して以来、私は王子に会っていない」。王子は2024年10月にレソトを訪問したが、これは実に6年ぶり。2010年6月から2015年末までの間には4回訪れていることを踏まえると、確かに激減している。

王子は結婚後の2019年、公務で妃とアフリカを訪問している。アーチー王子も伴っていたが、そのときレソトには立ち寄らなかった。テコはそのことに「動揺した」とも話している。王子がこの告発にどう反応するのか、注目が集まっている。