【京アニ】6年ぶりの完全新作! 『CITY』第1弾PVは『日常』との違いに注目

>>>新たに公開された場面カットなどをチェック!(画像19点)
『CITY』は、あらゐけいいちによって<モーニング>で連載中のガールズ・ラン・コメディ漫画。普通のCITY(街)の日常を、一文無しの大学生・南雲美鳥やカメラマンに憧れる南雲の後輩・にーくら、ちょっと不思議な女の子・泉わこなど、多彩なキャラクターを通じて描いていく。テレビアニメ化もされ、大きな反響を呼んだ前作の『日常』に引き続き、あらゐワールド全開で描かれる本作は、その独特な魅力によって読者を引き込んでいる。
あわせて公開されたPV第1弾では、『CITY』というタイトルらしく、街の全景を映すところから始まり、『日常』を思い出すような楽しげな日々が次々と描かれていく。
注目すべきは背景の描写で、前作『日常』よりも原色に近く、影がないことによって素朴さがあふれる画面設計になっている。まるで「あらゐけいいち」作品からそのまま現れたようなこの画面がどのように動くのかは、ぜひ自身の目でチェックしてみてほしい。
さらに、追加キャスト7名も発表された。博士&父役には子安武人、母役には浅野まゆみ、達太役にはKENN、良太役には猪股慧士、かもめ役には林鼓子、うみ役には福嶋晴菜、そら役には天麻ゆうきが起用。それぞれからはコメントも到着した。
石立監督とともに『ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン』に関わった子安武人は「まったくこの人はあんなにシリアスで美しい作品を創っておいて、今作は一転してギャグ満載のスチャラカ作品とは」と述べたうえで、「だがしかし、これが抜群に面白い!」とそのコメディに太鼓判を押した。
主題歌情報も公開された。オープニング主題歌はFurui Riho、エンディング主題歌はTOMOO、劇伴音楽についてはピラニアンズが担当することに。
まもなく最終回が放送される『アオのハコ』第2クールのエンディングテーマを担当したことでも知られるTOMOOは、「『CITY』を読みながら、さっきまで声を出して笑っていたのに、ふいになんとも言えない気持ちがぐぐっときて、自然と口ずさむままピアノに向かい、それがサビのメロディになりました」と、エンディング主題歌制作の裏側についても述べ、期待の高まるコメントを残した。
いよいよ全貌が明らかになりつつある『CITY THE ANIMATION』。実に6年ぶりに世に放たれる、京都アニメーションによる完全新作アニメ(続編を除く)を、ぜひお楽しみに!
(C)あらゐけいいち・講談社/CITY THE ANIMATION製作委員会