ゆず、新曲「GET BACK」がアニメ『ポケットモンスター』新OPテーマに起用 楽曲使用したPVも公開

ゆずの新曲「GET BACK」が、テレビアニメ『ポケットモンスター』の新オープニングテーマに起用。4月11日から放送の新章『メガボルテージ』編よりオンエアがスタートする。
(関連:【映像あり】ゆずが新オープニングテーマ担当、テレビアニメ『ポケットモンスター』新章「メガボルテージ」編の最新PV)
本楽曲は、北川悠仁が“失った未来を取り戻す”、“自分たちの原点に帰る”=GET BACKというフラッグを掲げ、制作をスタート。音楽プロデューサー TeddyLoidとサウンドを構築し、“令和のゆずのアニソン”というコンセプトのもと、スタンダードなアニメソングのエッセンスを散りばめながら、現代のジャパンカルチャーの要素をミックス。まるで組曲のような楽曲構成となっている。
また、同曲では歌詞を北川と岩沢厚治が共作。随所にポケモンのモチーフを散りばめながら、失いかけた目標や夢、未来を再び取り戻すというメッセージが描かれている。2人による歌詞の共作は「公私混同」(2020年)以来、約5年ぶりとなる。
なお、ゆずがアニメ主題歌を手掛けるのは2018年以来、およそ7年ぶり。本日公開されたPV内にて、新曲「GET BACK」の一部を視聴することができる。
<ゆず(北川悠仁、岩沢厚治) コメント>
1.テレビアニメ「ポケットモンスター」オープニングテーマの担当が決まった感想
【北川悠仁】老若男女、世代を問わず世界中で愛されているアニポケのオープニングテーマということで、とても光栄な気持ちです。1997年に放送がスタートしたアニポケと、同じ年にデビューしたゆず。ある意味「同期」のコラボレーションで、深い縁や運命を感じました。
【岩沢厚治】大変光栄なお話だ、という気持ちと共に、正直、意外でした。ゆずでいいんですか!?という気持ちです。歴代のテーマソングがとてもポップで、しかもアニメに寄り添う様な曲が多かっただけに、はたしてどこまでゆずが寄り添えるか、アニポケファンに受け入れて貰えるだろうかと、とても考えました。
2. オープニングテーマの楽曲・歌詞の制作について
【北川悠仁】全国アリーナツアー中に今回のオファーを頂き、すぐに自分の中で“GET BACK”という言葉が浮かんできました。
失った未来を取り戻す、そして自分たちの原点に帰る。そんなフラッグを掲げて、楽曲制作をスタートさせました。
サウンド面ではTeddyLoidくんと共に、「令和のゆずのアニソン」というコンセプトで、僕たちが今まで聴いてきたアニソンの要素や歴史を散りばめながら、現代のジャパンカルチャーの要素をミックスし、サウンドづくりをしていきました。
ある種の組曲のような構成で、ゆず×ポケモンの化学反応を楽しんでもらえる曲になったと思います。
【岩沢厚治】主人公のリコとロイの心情、次のステージに進む為の賛歌、観ている人、聞いた人がワクワクする様な歌詞をイメージしました。ワンコーラス目はリコ、ツーコーラス目はロイ。2人組だからこそ出来る歌詞の違いが、この楽曲にとてもマッチしたと思います。マジカルが沢山あった、楽しいレコーディングでした。
3. ポケモンにまつわる思い出
【北川悠仁】僕は昔から絵を書くのがとても好きなんですが、今回のオープニングテーマのお話を頂いてから、ピカチュウを上手く描けるように、絶賛練習中です(笑)
【岩沢厚治】僕のマスカーニャはもうレベルが上がりません。誰かアチャモ交換して下さい。図鑑コンプリートしたいので。これ以上何を語りましょうか.........あ、もう一つだけ。僕はその昔、ミュウツーをモンスターボールで捕まえました。あともう一言!『みねうち最高!』......勘弁して下さい。ファンです(笑)
4. 現在のテレビアニメ「ポケットモンスター」に対する思いや感想
【北川悠仁】アニメ放送から27年以上。続けていくためには進化しなくてはいけない。持続していくことの素晴らしさを感じるとともに、これだけの歴史ある作品を、世代を越えて繋いでいるということに、尊敬しかありません。新たなシリーズ<メガボルテージ>も、一視聴者としてとても楽しみです。
【岩沢厚治】時代が代わっても世代が代わっても皆さんに愛されているポケモン。みんなそれぞれの相棒との思い出と記憶が青春になっているんだと思います。新シリーズ期待しています。
5. 視聴者へのメッセージ
【北川悠仁】音楽とポケモンへの想いが詰まった新曲『GET BACK』が、ポケモンを愛するすべての方に寄り添い、進化してくれたら嬉しいです。
【岩沢厚治】ゆずが目一杯、ポケモンへのリスペクトを込めたオープニングテーマです。この楽曲を観て聞いて、毎週ワクワクしてくれたら嬉しいです。
(アニメ『ポケットモンスター』クレジット:(C)Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku (C)Pokémon)
(文=リアルサウンド編集部)