開幕投手を務めたカブス・今永昇太(写真=GettyImages)

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◆ 初の開幕マウンドで4回無安打無失点の好投

 シカゴ・カブスの今永昇太投手(31)が18日、東京ドームで行われたドジャースとの開幕戦に先発登板。昨季世界一に輝いたドジャース打線を4回無安打、無失点に抑えて今季初戦を終えた。

 MLB2年目にして初の開幕投手を務めた今永は、いきなりドジャースの先頭打者・大谷翔平と日本人対決。今季第1球は高めフォーシームで見逃しストライクを奪い、カウント1-1から真ん中付近のフォーシームで二ゴロに打ち取った。その後、2番エドマンを一飛、3番テオスカー・ヘルナンデスはスプリットで三球三振に仕留め、初回三者凡退の好スタートを切った。

 2回表、先頭から連続四球で無死一、二塁とピンチを招いたが、後続3人をフライアウト3つに打ち取って無失点。チームが1点を先制した直後の3回表は9番パヘスを空振り三振、1番・大谷を二直、2番エドマンを三ゴロに仕留めて三者凡退とした。

 4回表にも2つの四球で一死一、二塁とピンチを作ったが、5番キケ・ヘルナンデスを中飛、6番コンフォートを左飛に仕留めて先制リードを死守。この回限りでマウンドを降り、4回69球を投げて無安打、4四球、2奪三振、無失点という投球だった。