「とにかくステーキがめちゃめちゃ旨い」東京ホテイソンのたけるが絶賛する、新宿にある熟成和牛の店
世にレストランは数あれど、愛するとまで言える店はいくつあろうか。
今回は、食に造詣の深い漫才コンビ、東京ホテイソンのたけるさんに“愛するレストラン”と大切な物語を聞いた。
教えてくれたのは……

1995年生まれ。漫才コンビ東京ホテイソンのツッコミ担当。「M-1グランプリ2020」ファイナリストで注目を浴びる。5月から第4回単独公演全国ツアー「瓶覗-かめのぞき-」を開催。
「オススメはホンミスジ。程良いサシが入っていて歯応えがあり、肉を食べているなという感覚になるんです」

店は寄木のテーブルを中心に壁には額縁が飾られる。「雰囲気も肩肘張らず程良くカジュアルで、周囲のざわめきもちょうどいい感じなのも居心地がいい理由です」とたけるさん
「外で美味しいごはんを食べることは人生の最優先事項」と語る東京ホテイソンのたけるさん。
その原点は、若き頃から通う店との思い出にある。

たけるさんイチオシの「ホンミスジ」100g¥3,025。霜降りの部類になるが、ミルキーな脂となめらかな肉質でしつこさは皆無
「M-1ファイナリストになる前の20代前半の頃に、アルバイトをしていたんです。
とにかくステーキがめちゃめちゃ旨い。それも毎日10種以上の部位がメニューに並び、好みの部位をグラム指定して選べるから、何から攻めるかを悩み考える時間から楽しい。
熟成肉独特の香ばしいナッツの風味がして、噛み締めると肉の旨みが口いっぱいに広がる」

刻みわさびの他、卓上にはマルドンの塩、岩塩、ブラックペッパー、たけるさんオススメの甘口だし醤油がスタンバイ
「そのまま食べてもいいし、卓上の調味料で自分好みにアレンジしてもいい。
〆は絶対にビーフガーリックライス。熱々の鉄板で運ばれ、目の前でソースを混ぜて仕上げてくれます。湯気、香り、視覚、聴覚、もうどれも刺激されること間違いなしです」と、同店への愛が止まらない。

各部位の切り落としを贅沢に使う「熟成和牛のビーフガーリックライス」¥1,529
店では国産黒毛和牛を一頭買い上げ、30日間かけてドライエイジング。
ザブトン、シャトーブリアン、サーロインといった王道から、ホンミスジ、クリ、ランジリという希少な部位まで。26種に及ぶ部位のうち、その日いちばん美味しい状態で供されるものだけがメニューに並ぶ。
思い切り肉が食べたい、そんなストレートな欲求に厚切りの塊肉で応えてくれる、たけるさん自慢の店だ。
■店舗概要
店名:熟成和牛ステーキ グリルド エイジング・ビーフ TOKYO 新宿三丁目店
住所:新宿区新宿3-5-4 レインボービレッジ 6F
TEL:03-6273-2985
営業時間:【月〜金】17:00〜(L.O.22:00)
【土・日・祝】11:30〜(L.O.22:00)
定休日:第2月曜(祝日の場合は火曜)
席数:テーブル138席
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