交渉の締め切り期限まで1週間を切ったが、依然として進展しない松坂問題。ウィンター・ミーティングも終了したが、レッドソックスの地元紙では、一向に歩み寄りをみせないスコット・ボラス代理人のやり方に不満の声が出始めている。まずは「ボストン・ヘラルド」紙。電子版の8日付けで「松坂に汗水たらすのはやめて、クレメンスを獲ろう」の見出し。「ロボットのように、血も泪もないやり方がスコット・ボラス。松坂を断念して、ロジャー・クレメンスと2500万ドルで契約したとしても、まだ2600万ドル貯蓄できる」と、皮肉たっぷりに”松坂不要論“まで展開している。また、「不安になった松坂が、新しい代理人を雇うかもしれない」と、“ボラス解雇”を希望する論調も。

 また、「ボストン・グローブ」紙の電子版では「球団が最初に提示したオファーに対して、ボラス代理人は一向にカウンター・オファーを仕掛けてこないので、球団はフラストレーションを募らせている」と報道。いずれにせよ、一切妥協を許さない強硬姿勢に、地元紙は嫌気がさしているという状況だ。

 松坂は日本時間の9日に渡米して来週にもボストン入りする予定だが、当初の大歓迎フィーバーから一転、煮え切らない態度に、地元では逆風さえ吹き始めている。【USA通信】