XFN-ASIAによると、中国国内の通信各社に対する第3世代(3G)携帯電話のライセンス発行が「非常に近いうちに」行なわれるもようだ。中国の王旭東・情報産業相の話として中華日報が伝えた。

  王・情報産業相は、香港で行なわれた業界の会合で講演し、「具体的な日程は言えないが、非常に近いうちに行なわれるだろう」と発言。2008年の北京五輪までに3Gサービスを導入するとの目標について、「十分な裏づけがあり、実現可能」との見方を示した。

  同相によると、通信各社には3Gネットワーク構築のために十分な準備期間が与えられる見込み。中華日報によると、サービス開始以前に必要なネットワーク網の確立と試験運用に最低1年掛かるという。2008年までにサービスを開始するには、2007年第1四半期中にもライセンスが付与されるとみられている。【了】