アジアサッカー連盟(AFC)は公式サイトを通じ、14日に行われるU-20日本代表のAFC U20アジアカップ初戦・U-20タイ代表戦をアブドゥルハディ・アルルアイレ(カタール)主審が担当すると発表した。

 31歳のアルルアイレ主審は昨年9月から10月にかけて審判交流プログラムで来日し、名古屋グランパス対川崎フロンターレ、サガン鳥栖対アビスパ福岡、ガンバ大阪対北海道コンサドーレ札幌のJ1リーグ3試合を担当。佐藤隆治JFA審判マネジャーは昨年11月のレフェリーブリーフィングで「まだ30歳そこそこで若いですけど、非常によく動く。こういったレフェリーからも(日本の審判員が)学ぶことは多かった」と走力を称えながら振り返っていた。

 副審はカタールのハレド・アイアド・ハラフ氏とオーストラリアのジェームズ・リンゼイ氏、第4審判員はクウェートのアブドゥラ・ジャマリ氏が務める。VARは使用されない。

 なお日本から笠原寛貴主審と聳城巧副審が派遣されており、13日のU-20イラン代表対U-20インドネシア代表を担当した。