元AKBの明かす意外な顔のコンプレックスとは?悩みを解消して“すっぴん→アイドル顔”のメイクテクも披露
芸能人の起き抜け顔、「メイク前です」発言。素朴だけどさすがに可愛い、罪のないあざとさに羨望がやみません。

でも『メイクで見つける可愛いの法則』(宝島社)の著者、現役トップアイドルの柏木由紀さんは違います。

◆ゆきりんは全女子の味方だった

「そうだよねぇ、ありがとう!」と涙ながらに抱きつきたくなる説得力のあるすっぴん。いえ、当然可愛いのですが、地に足の着いたすっぴん感があるのです。

そこから完璧なアイドルオーラをまとうまで、さまざまなメイクテクが本書には詰まっています。

YouTube「ゆきりんワールド」は登録者数60万人超、コスメブランドupink(ユーピンク)のプロデューサーとしても大活躍。男性はもちろん女性にも圧倒的人気を誇る柏木さんが目指すのは、「いつでもごきげんな人」。

アイドルだって時にはニキビができ、肌荒れもします。でも、うつむいていては今日という日がもったいない。前向きフルスロットルな、柏木さんのメイクを教えてもらいましょう。

◆コンプレックスを解消しよう

肌、骨格、目鼻立ち。全部違ってみんないい、というのはわかっているものの、鏡を見るたびにため息。コンプレックスは全人類平等にあり、柏木さんも同じです。「面長が気になる」「鼻を小さく細く見せたい」という悩みをもとに、柏木さんはメイクを研究しました。

どんなに洗顔を頑張ってもたちうちできない鼻の毛穴。間違いなく顔の悩みトップ3に入る「いちご鼻」こそ、メイクに頼るべき筆頭です。「いちご鼻の解消メイク」で、本書の掲げるポイントは3つ。

「毛穴の凹凸に埋め込むように毛穴カバー下地を塗る」
「ファンデやコントロールカラーを薄く重ねて、追いカバー!」
「厚塗りするとヨレの原因になるのですべて少量に!」

コツは、指を左右上下にまんべんなくこまめに動かす。鼻の天辺は指をくるくる滑らせる。ファンデは指でトントンと軽く叩きこむ。すべての動作はていねいに、が鉄則です。

◆自分へ、そしてメイクへの限りない愛情

鼻は顔の中心で、唯一立体感のあるパーツ。鼻の印象で顔全体のイメージが決まるといっても過言ではありません。次なる鼻攻略法は「骨格を美しく見せるメイク」。3つのポイントはこちら。

「鼻筋にハイライトを入れて光の効果で高く見せる」
「鼻筋以外はシェーディングで影をつくり彫を深く見せる」
「ハイライトはラメが入っていない仕上がりが自然な白を選ぶ」

鼻にコンプレックスがある方は多いのではないでしょうか。しかも鼻のメイクって難しいという先入観がありますよね。とはいえ、ハイライトやシェーディング使いでここまで変化する鼻を見てしまうと、正直「やらねば!」と気合が入ります。

特に「鼻先にV字にシェーディングを入れる」「アイブローパウダーの濃い色を細筆に取り、V字に入れたところに点で置き、濃い影をつくる」など、自身の顔立ちとメイクアイテムの特性を熟知していなければ、到底できないのです。

コンプレックスを毛嫌いせず、どうにか生かす方向へ持っていく。柏木さんには自身への愛と、メイクへの絶対的な信頼があるのではないでしょうか。

◆気を抜きたい時のメイクは?

いつでもきちんとメイクしたいのはやまやま、でも時間がない時もあれば、外出しないからいいか、と気を抜きたい時もあります。メイクのオンオフ、柏木さんはどうしているのかというと。

「肌はつくりこみたいから、アイメイクで時間短縮」。どうしても譲れない部分を最優先しています、とのことで、「肌づくりと眉は必須」なのだとか。

とりわけ年齢を重ねると、肌の色味で体調や老け具合がにじみ出てしまいますから、ベースメイクは心がけたほうがいいかもしれませんね。