埼玉県八潮市で道路が陥没してトラックが転落した事故で、穴の内部に入るためのスロープが完成しました。今後、がれきを撤去して本格的な救出活動に取りかかるということです。

【映像】現場の様子(大野知事の視察も)

 1月28日、昼前に八潮市内の交差点で発生した陥没の穴は直径約40mで、現在もトラックの運転手の男性の安否がわからないままになっています。深さが15mほどあるため、重機や人が安全に穴の内部まで下りられるようにスロープを作る作業が続けられていました。

 2月1日、正午ごろに視察に訪れた埼玉県の大野元裕知事が報道陣の取材に対して、スロープが完成したことを明らかにしました。

「つい先ほどスロープについては、当初の予定が終わり完成をしたということで、前倒しでスロープについてはでき上がった」(埼玉県・大野知事)

 今後は、穴の中のがれきを撤去するなどして、消防隊員らの二次災害を避けながら救出活動に入っていくということです。(ANNニュース)