保管庫から忽然と…市立小学校で児童用タブレット端末59台紛失=静岡・菊川市

静岡県菊川市は1月15日、市立小学校に配置していたタブレット端末59台を紛失したと発表しました。
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タブレット端末59台が紛失したのは、菊川市立の小学校です。タブレット端末は、低学年の児童が使っていたもので、2024年度末に処分する予定でした。常時、鍵がかかる会議室の保管庫で管理していましたが、2024年12月16日、職員が授業で使うために確認したところ、タブレット端末が約50台なくなっていたことに気づいたといいます。
その後、学校内を探したほか、教職員へ聞き取りをした結果、合計59台のタブレット端末が紛失したことが確認されたということです。紛失した端末に個人情報は残っておらず、個人情報の流出はないとのことです。
タブレット端末が置かれていた会議室の鍵は、職員室で保管していましたが、鍵を使う際のリストなどは作成されていませんでした。また、夜間や休日については、セキュリティシステムが作動していたということです。
菊川市は、何者かによって、タブレットが外部に持ち出された可能性があるとして警察にすでに相談をしているということです。
市は今後、位置情報がわかる端末の導入や教職員による備品の確認の回数を増やすなど、再発防止策を取るとしています。