省エネや空気のクオリティにこだわりたい! 快適な部屋空間を実現してくれる「空調家電」3選【GoodsPress Award 2024】

【GoodsPress Award 2024】
季節に合わせた空調家電は、気候の変動に対応することで健康管理がしやすくなる。冬から春にかけては、加湿器や空気清浄機など、湿気対策や花粉対策をしておくことで、快適な毎日を送ることができるので、チェックしてほしい。
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空調家電は、快適な部屋空間を保つために重要な役割を果たしている。加湿器、空気清浄機、サーキュレーターなど、それぞれが特定の機能を担い、季節や用途に応じて活躍する。
加湿器は、乾燥した空気を適切な湿度に調整し、喉や肌の乾燥を防ぐ。特に冬場やエアコン使用時に効果を発揮する。選ぶポイントは、お手入れのしやすさ。水を使用するため、アイリスオーヤマの製品のように清潔な状態を維持できるものがおすすめだ。
空気清浄機は、空気中の花粉やホコリ、PM2.5などの有害物質を除去し、花粉対策として利用する人が増えている。選ぶ際には、適用畳数が実際の空間の2〜3倍であるものを選んでおくと安心だ。小さくてもパワフルなシャープの製品は注目してほしい。
サーキュレーターは、夏に使用するイメージが強いが、冬にぜひ活用してほしい。部屋全体の温度や湿度を均一にできる。その結果、省エネ効果が高まり、電気代の節約にもつながる。シロカはパワフルで風が遠くまで届くので短時間で循環できる。
家電プロレビュアー 石井和美
家電プロレビュアー。家電のレビューを得意とする。小型の調理家電から冷蔵庫や洗濯機などの大型家電を生活者目線でレビュー。テレビ、雑誌、WEBなどで活躍中
【GoodsPress Award 2024】
ー生活家電部門 空調家電ー
<大賞>
■お手入れ簡単、パワフルなスチーム式
アイリスオーヤマ
「スチーム式加湿器 AHM-MH60-W」(実勢価格:1万4000円前後)
スチーム式は蒸気があたたかいので、部屋がひんやりしません。しかもパワフルなので、しっかり加湿したい方におすすめです。また、この製品は水タンクを取り外して簡単に洗えるので、お手入れがとてもラクですよ
加湿量は最大約600ml/hとパワフル。水タンクはフライパンのコーティング技術により、汚れが付きにくく、簡単に手入れできる。さらに水や蒸気が通る水タンクと上ぶたを本体から取り外して水洗いできるので、加湿蒸気を清潔に保つことができる。
▲2WAY給水を採用。フタを開けて上から給水する方法と水タンクを外して給水する方法から選ぶことができる
▲水タンクを取り外して洗える。フッ素樹脂加工で汚れが付きにくく、スポンジで洗うだけでキレイになる
<クリーン特化賞>
■コンパクトでも花粉をしっかりキャッチ
シャープ
「空気清浄機 FU-T40」(実勢価格:4万3000円前後)
加湿機能はなく、「空気をキレイにすること」を目的とした空気清浄機です。2枚のフィルターでしっかり花粉をキャッチするので安心です。音もとても静かで寝室に置いても気になりません
「Wフィルター構造」の採用により、8畳の空間を15分で清浄可能なコンパクトサイズのプラズマクラスター空気清浄機。少ないファンの回転数でも効率よく空気を送り出すことがき、低騒音を実現している。
▲プレフィルターについた大きなホコリは、サイドパネルをつけたまま掃除機で吸い取るだけ。簡単に掃除できる
▲本体左右の側面に集じん・脱臭一体型フィルターを設けており、サイズは小さめ。寝室や子ども部屋にもぴったり
<パワフル賞>
■大風量で暖房効果もアップ
シロカ
「3Dサーキュレーター」(9980円)
エアコンやファンヒーターと一緒に使ってほしいのがサーキュレーター。部屋の空気を循環できるので、ムラなく部屋中がポカポカに。省エネ効率もアップします!
コンパクトなサイズ感ながら、パワフルな風量が90度、左右80度(正面から40度)または120度(正面から60度)の立体的な首振りにより、部屋の隅々まで送風して空気を循環できるサーキュレーター。
▲首の向きを細かく調節して欲しいところに風を送る「ここピタ」機能を搭載。衣類乾燥やおやすみモードなども便利
▲前後のガードと羽根をサッと取り外せるので、ほこりが溜まりがちなサーキュレーターをいつでも簡単にお手入れできる
<文/石井和美>
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