Image: ギズモード・ジャパン

介護もテックでもっと快適に。

ラスベガスで開催されているテクノロジーの見本市「CES 2025」。さまざまなテックの中には現状の課題を解決するようなプロダクトも多々ありました。こちらもそのひとつ。

旭化成エレクトロニクスが開発した、Bluetooth搭載「スマートおむつ」です。

もう字面からして威力があるんですが、至極真面目な課題解決プロダクトなんです。まぁちょっと聞いて下さい。

排尿を検知してBluetoothで通知、電源はおしっこ

このスマートおむつで何ができるのか? というと、おしっこが出たことを離れた端末にBluetooth通信で教えること。そして驚くべきことに、それがなんとバッテリーレスで動くのです。

じゃあ電源はどこから? …ええ、そうです。おしっこです。

おむつ内には2種類の導電性素材が取り付けられていて、おしっこを電解液として発電。それがBluetooth通信の電源となる。というしくみなんだとか。

装着者からすればすぐに気づいて交換してもらえば不快感も起こりにくいし、介護者からは排尿を下着や服を着ている状態からでも確認できるというメリット多き介護テック。電池式のセンサーと違って危険性が少ないってのも安心感ですね。

使用者も介護事業者も。双方の負担を減らせそうな素晴らしいソリューションだと思うんだ。

CES 2025で見つけた最新AIプロダクトのトークイベント、1月23日開催

登壇者は、國本知里(Cynthialy 代表取締役)、西谷茂リチャード(ギズモード・ジャパン インターナショナル&事業開発チーフ)、小林優多郎(Tech Insider編集チーフ)。

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Source: 日本経済新聞, 旭化成エレクトロニクス