台風の研究施設でアルバイト、医師免許アリ、親が政治家!? イマドキ令和芸人の実態を調査!【千鳥かまいたちアワー】
千鳥・かまいたち 4人の冠番組「千鳥かまいたちアワー」(日本テレビ系 毎週土曜よる11時30分)。12月7日(土)放送では、令和以降に芸人になった13組21人が登場し「令和芸人の生態調査」を実施した。
番組調べによると、5000人以上いるという令和芸人。その実態を探るべく、質問コーナーがスタート。最初の質問は「芸人になったきっかけ」。まずは千鳥・かまいたちの4人が自身のきっかけを振り返る。
濱家隆一は「保育園とか小学校低学年くらいの時に『(ダウンタウンの)ごっつええ感じ』を観て」「学校で真似して『おもろいおもろい』言われて浮かれて入ってきたタイプ」とのこと。山内健司も「『ごっつ』とかを見て、ふと自分の周りを見渡した時に俺より面白い奴がいなかった」と振り返った。大悟は「田舎の島の祭りに漫才師(しましまんず、ハイヒール・リンゴ)が来て、『あっち側に行きたいな〜』と思ったんが最初」、ノブは「完全にダウンタウンさんやな」と、高校時代に大悟と休み時間や放課後にずっとダウンタウンの話をしていたと明かした。
続いて、令和芸人たちが次々と芸人を目指したきっかけをトーク。天明ブラウン・太田成秋は政治家一家の出身で、福島県議会議長だった父や、小泉純一郎氏の内閣で農林水産副大臣を務めた祖父を持つ家系だそう。お笑いを見たことがなかった太田が、「キングオブコント2013」のかもめんたるの「白い靴下」のネタを見てのめり込んだという。父親からは「お前、(芸人になったことが)事後報告で最悪だよ」「筋通さない人間とお笑い大嫌い」「総合的に見て今日本でお前が一番嫌い」と言われた、と自虐トークを展開した。
サイヤングのクリエイティブ小山は元中学校の社会科教師。大悟の失敗談を見て「こんな人になったらダメだな」と思っていたが、バラエティ番組での活躍を見て憧れて芸人に。現在は「若手のお笑いライブに行くと坊主がめちゃくちゃいて、偽物の大悟さんが溢れている」と大悟をまねる芸人の多さを明かした。
相方のBIG RICEは、6、7歳の頃に母親から『8時だョ!全員集合』のDVDセットをプレゼントされたことがきっかけ。しかし、事務所のネタ見せでは「君たちのお笑いは古すぎる」と指摘されたという。
リヴァースネールはオリエンタルラジオの中田敦彦に影響を受け、忠犬立ハチ高のノムラフッソは神童だった反動でお笑いにハマり、ラーメンズに憧れて芸人を目指した。親からは「あんたで笑ったこと一回もない」と言われ、「医師免許を取れたら芸人になっていい」とも言われて実際に医師免許を取得したという衝撃の事実も発覚。他にも、令和芸人たちが親に反対されたエピソードや意外な秀才っぷりを明かした。
それぞれのきっかけを聞き、大悟は「貧乏人が芸人になる時代じゃなくなってる」と時代の変化についてコメント。濱家も「芸人しかできないやつじゃない感じ」と令和芸人の特徴を語った。
番組後半では、令和芸人たちのアルバイト事情も公開。ショート動画編集(ラマヌジャン・沖山亮佑)、台風科学技術研究センター(ラマヌジャン・三好裕貴)、銀座の芸人BAR(ツンツクツン万博・タフガイ)勤務など、従来の居酒屋やコンビニとは異なる多様な仕事で生計を立てていることが判明。
タフガイは、「横ボクサー」という一発ギャグでお客さんを盛り上げているそうで、社長からシャンパンを入れてもらうという独特のスタイルを披露した。
12月14日(土)よる11時30分の放送では「令和芸人の生態調査」後編をお届け!