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 エンゼルスなどメジャー3球団で国際編成などを務めたタック川本氏が、元楽天監督の大久保博元氏(57)のYouTube「デーブ大久保チャンネル」に出演。なぜ日本プロ野球とメジャーリーグに年俸格差が生まれるのかを解説した。

 昨オフは後払いとはいえ大谷翔平がドジャースと10年7億ドル(当時約1015億円)で契約。今オフには菊池雄星もエンゼルスと3年100億円近い契約を結んだ。

 川本氏は「メジャーリーグの球団ビジネスは不動産投資、株式投資なんですよ」と明かした。

 1試合の観客動員数でいえばドジャースタジアムも東京ドームも変わらない。

 だが、日本は親会社があって、球団は親会社の宣伝。メジャーは地域密着のフランチャイズ制で30球団が共存共栄し、「MLB」というブランド力をつくる。

 そのブランド力を利用して世界に権利を売る「権利ビジネス」が発展してきた。

 大谷がメジャーで活躍すれば放映権が高く売れる。グッズが日本で売れる。スポンサー収入が増える。「それだけお金が入って来るから(高い年俸も)払える」と説明した。