修学旅行中に生徒179人の個人情報記載の名簿など紛失 羽田空港 飛行機内 海老名SAで紛失か=静岡・県立沼津西高校
静岡県教育委員会は12月9日、県立沼津西高校の教諭が、修学旅行の引率中に生徒179人分の個人情報が書かれた名簿などを紛失したと発表しました。
県教育委員会によりますと、沼津西高校の教諭が紛失したのは、修学旅行に参加している2年生179人分の氏名とホームルームナンバー、宿の部屋番号が分かる宿泊先名簿、生徒3人分の食物アレルギーと名字が分かる資料などです。
引率教諭はこれらをまとめた書類を携行していましたが、12月5日、修学旅行中に訪れていた羽田空港か飛行機の機内の中、もしくは東名高速道路の海老名サービスエリアで紛失した可能性があるということです。
旅行会社を通じて航空会社に確認したものの見つかっておらず、沼津西高校は食物アレルギーに関する情報を記載していた3人に対し謝罪しています。
県教育委員会は再発防止策として、全県立高校に対し、個人情報管理の注意喚起を行うほか、生徒の個人情報を携行する必要がある場合は、電子化しクラウド保存するなどの適切な管理方法の検討を指示していくとしています。