AFX通信によると、伊高級宝飾大手ブルガリのフランチェスコ・トラーパニCEO(最高経営責任者)は、ミラノ・ファッションサミット向けビデオ講演のなかで、今後3年にわたりおよそ100店の新規出店を計画していることを明らかにした。ブルガリは現在220店を展開しているが、新規計画の3分の1は既存店舗を新装するという。また、時期は明らかにしなかったものの、4−5軒のホテルも新設する計画だ。

  一方、「現在進出している分野で存在感を強化したい」との方針から、今後3−5年以内に靴市場に参入する予定はないと述べるなど、将来的に事業の多角化は控えるとの見通しを示した。 【了】