ルヴァン杯決勝は永井の2ゴールで名古屋が2点リードして前半を終えた。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

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 ルヴァンカップの決勝が11月2日に国立競技場で開催。Jリーグ60クラブの頂点をかけて名古屋グランパスとアルビレックス新潟が対戦している。

 立ち上がりから球際で激しくぶつかり合う攻防戦に。名古屋が即時奪回から縦パスを前線の永井謙佑へ通そうと試みるも、相手の対応が速く、インターセプトされる。

 すると、8分に速攻から新潟がファーストシュート。流れるようなパス回しから、谷口海斗が放ったショットはGKの正面に飛び、キャッチされる。12分、味方の横パスに反応した小野裕二のペナルティエリア中央手前からのダイレクトシュートは、GKランゲラックの好セーブに阻まれる。

 新潟が連動した華麗な繋ぎから猛攻を仕掛け、何度もチャンスを創出。14分の宮本英治の巻いたシュートは枠を捉えられず。好機を活かせない。
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 名古屋も22分、森島司のワンタッチパスから和泉竜司が放ったシュートは大きくクロスバーの上へ。このシーンはオフサイドになったが、アタッキングサードの狭いスペースで鋭い連係を見せる。

 すると31分に名古屋が先制。新潟の自陣でのビルドアップで、GK阿部航斗のパスミスを狙った永井がダイレクトの右足でゴール左に流し込み、ついに先手を取る。

 さらに42分には、ゴール前でのパスワークから最後は永井が冷静に右足で決めて追加点。名古屋が2−0とリードして前半を終えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部