テレビ東京 不同意性交疑いのジャンポケ斉藤に言及「弊社としては遺憾」 ガバナンス強化を要請
テレビ東京は31日、東京・六本木の同局で定例社長会見を行い、不同意性交などの疑いで警視庁に書類送検されたお笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二(42)について言及した。
容疑は7月、東京都新宿区に止まっていたロケバスの中で、女性に性的暴行を加えた疑い。当時、車内で女性と2人きりだった。これを受け、所属する吉本興業は契約を解除した。
同局の長田隆専務取締役は「我々は2013年から11年以上にわたってMCをお願いしている番組がございましたので、やはり弊社としては遺憾である」とコメント。
続けて「吉本興業さんのタレントさんは多くの番組に出ていただいているのでガバナンス強化をしっかりやっていただきたいという申し出をしております」と改めて要請したことを打ち明けた。
また社内では「番組制作におけるガイドラインをハンドブックにしておりまして、制作上の安全確保ですとか、周囲の方に不快な思いをさせないとか、そういうことを含めて徹底しております。すでに注意喚起はしておりますが、今後も引き続き徹底してまいりたい」と力を込めた。
斉藤は13年4月から同局の「ウイニング競馬」(土曜後3・00)でMCを務めてきたが、9月25日に降板が発表された。