ヤ軍主将ジャッジは言い訳せず「ミスの代償を払った」 世界一ならず、守備では痛恨落球「プレーを決められなかった」
ワールドシリーズは大谷所属ドジャースが世界一に
米大リーグのヤンキースは30日(日本時間31日)、本拠地ニューヨークでドジャースとのワールドシリーズ(WS)第5戦を戦い、6-7で逆転負け。1勝4敗となり、2009年以来、15年ぶりの世界一とはならなかった。主将のアーロン・ジャッジ外野手は試合後、「ドジャースを祝福するよ」と勝者を称え、「ミスの代償を払うことになった」と敗因についても語った。
レギュラーシーズンでは打率.322、58本塁打、144打点と圧巻の数字を残したジャッジ。ポストシーズンでは一転、不振に喘いでおり、特にWSでは第4戦まで15打数2安打、打率.133だった。後がない第5戦にも「3番・中堅」で出場。初回に待望の先制2ランを放ち、中堅守備でもフェンス際の打球を好捕するなど体を張った。
しかし5点リードの5回に、守備で平凡なフライを落球。ここからヤンキースは5点を失い、まさかの逆転負けとなった。米ニューヨーク州地元局「スポーツネット・ニューヨーク」のヤンキース専門Xでは、ジャッジの囲み取材の動画を公開。名門のキャプテンは「まず初めに、ドジャースを祝福するよ。彼らは仕事を成し遂げた」とドジャースを祝福した。
続けて「我々はいくつかのミスをしてその代償を払うことになった。我々はいい年を過ごしたけど、最後までやり遂げることができなかった」と敗戦を受け止めていた。5回の落球については「プレーを決められなかっただけだ」と言い訳しなかった。
(THE ANSWER編集部)