千鳥・かまいたち 4人の冠番組「千鳥かまいたちアワー」（日本テレビ系 毎週土曜よる11時30分）。10月26日（土）放送では、堂本剛が登場。大悟の発案による、堂本がノブ、山内健司、濱家隆一のヘアスタイルをプロデュースする企画を放送した。

人は年齢が上がると髪型を変えなくなるというデータがあるそうで、30歳を過ぎると、約7割の人が髪型を変えないという。千鳥・かまいたちの4人も、19歳のノブが「ちょいドレッドヘアー」、20歳の濱家が「ベッカムヘアー」だった程度で、大きな変化は見られない。

この日、ノブ、山内、濱家はヘアセットなしでスタジオへ登場。髪型が変わらないことを指摘する大悟に、濱家が「あんたがな」と反論。「確かに、ワシみたいな坊主が何を決めとんねんってことになるやん」と認めつつ、「髪型のスペシャリスト」を呼んでいると堂本を呼び込んだ。

堂本は2005年に流行らせたアシンメトリー、巻貝ヘアー、刈り上げアシメパーマなど、番組調べでは30年で136回も髪型を変えている。アシンメトリーヘアについて堂本は「自分で切ったけど、当時は誰もやっていなかったから心配されました。でも、これが自分らしくいられるスタイル。音楽でもなんでもあまり左右対称にはしたくないんです」とコメント。

スタジオでも、「大体3wayぐらいにできるように切るんですよ、いつも」と自身の髪型のこだわりについてトーク。髪型を頻繁に変えるのは、「飽きるのもあるんですけど、一番は、『音楽やるときこの感じがいいなー』とか」と仕事によって変えているよう。

そして、ヘアメイクの世界大会で優勝経験もあるASUKAさんのサポートのもと、堂本がノブ、山内、濱家のヘアスタイルのプロデュースを開始。

まずは濱家から。「ちょっと軽くカウンセリングだけさせてもらってもいいですか？」「本来やりたい髪型ってあったりしますか？」と本人の希望も重視する堂本。カツラを使って、金髪をベースに長身を活かすためトップを立たせ、長めの襟足はピンク色に。さらに堂本の代名詞であるアシンメトリーで仕上げた。「僕がやりたいかも、この髪型」と満足げな堂本。濱家を見て、スタジオでは「芸能人来たって感じ」（大悟）、「天才。なんらかの天才」（ノブ）とリアクションが。

「King Gnuにいらっしゃる？」「1人King Gnuやん」（ノブ）、「色白やから金髪が合いますよね」（山内）と評価は良さそうだが、濱家は「俺こんな見た目してなんの才能もないんですよ？」「もの書けるとか音楽できるとかなんにもないのに、こんなカッコしてるのわけわからんやん」と自虐で笑いを誘った。

堂本は、山内にはインパクトのあるライムグリーンの三つ編みをチョイス。トップは立たせてアシンメトリーに仕上げ、赤いカラーサングラスも加えた。山内はヘアメイクさんから「イギリスで活躍しそうです」と言われたと明かす。また、「いや、僕はもうこの（山内と濱家の）二人のバンドだったら絶対ライブ行きますよ」という堂本に、「バンドだったらね」（大悟）、「バンドだったらでしょ？」（山内）、「漫才師ですよ」（濱家）と総ツッコミが入る場面も。

最後はノブのヘアアレンジ。10代の頃の「ちょいドレッドヘアー」を思い出させるような黒のパンチパーマに眉毛を濃い目にした仕上がりに。大悟は「大型MC来た感じ」とコメント。ノブ本人は「タイムスリップヤクザやん」と表現し、「どうですか？って聞いたら（ヘアメイクさんが）『奈良で活躍しそうです』って。いや、大仏やん」と笑わせた。