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 「脊髄梗塞」を発症し、現在もリハビリ生活を送る「体操のお兄さん」ことタレントの佐藤弘道(56)が28日、NHKラジオ「ふんわり」にゲスト出演。6月に「脊髄梗塞」を発症したが、現在の体調などを明かした。

 佐藤は有効な治療法が確立していない原因不明の珍しい病気「脊髄梗塞」を6月に発症。2カ月の入院・加療を経て8月20日に「奇跡的に歩くことができるようになりました」と退院を報告。その後も懸命なリハビリ生活が続いている。

 自身の病気については「脊髄の中の血管が詰まってしまった。でも全身の血管を調べたんですけど、血栓ではなさそう。でも何が詰まっているんだろう、とセカンドオピニオンで調べているところなんですけど。詰まっている場所が平衡感覚を失う場所。最初は“気を付け”の姿勢ができなかった」と言う。起き上がることもできなかったが、入院して4日目くらいから懸命なリハビリを開始した。

 現在の体調について「腰回りの感覚がまったくなくて、両足がしびれていて…。皆さんが正座をしてしびれていて立てない状況が24時間。左足の方が麻痺が強いので、ちょっと自由には動かない状況ですね。下半身が麻痺しているので排せつ障害があったりとか…」と明かした。それでも「週に2、3回通院して。パーソナルトレーナーさんもつけて筋トレして」と語り「どん底まで落ちたので、あとは這い上がるしかないな」と前向きな様子を見せていた。