【卓球】張本智和がシングルスで金!日本勢50年ぶり快挙、世界3位の中国・林詩棟撃破 アジア選手権
◇卓球・アジア選手権最終日(2024年10月13日 カザフスタン・アスタナ)
男子シングルス決勝で、世界9位の張本智和(智和企画)が同3位の林詩棟(中国)を3−1で下し、金メダルを獲得した。日本勢の金メダルは1974年の長谷川信彦以来、50年ぶりの快挙。
第1セットを11−9、第2セットを11−6と連取。第3セットは4−11で落としたが、第4セットを11−5で奪った。
張本は12日の3回戦を突破して世界卓球の出場権を獲得。13日の準決勝ではオ・ジュンソン(韓国)を3−1で下し、銀メダル以上が確定していた。
妹で世界ランク7位の16歳・張本美和(木下グループ)も女子シングルス決勝に進出。パリ五輪混合ダブルス銀メダルのキム・クンヨン(北朝鮮)に1―3で敗れ、銀メダルとなった。
美和は、中国と激突した団体の決勝で同4位の王芸迪、同1位の孫穎莎を撃破。50年ぶりとなる中国を下しての金メダルに大きく貢献。木原美悠(木下グループ)との女子ダブルスでも決勝に進出。団体との2冠を懸け、大藤沙月・横井咲桜(ミキハウス)組と対戦したが、2−3で敗れ、団体との2冠はならなかった。